フィット(1436)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、フィットは継続的に成長していくのかを分析していきます
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証マザーズ[/voice]
事業内容
[aside type=”boader”]- クリーンエネルギー事業
- スマートホーム事業
ビジネスモデル
クリーンエネルギー事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”] [/box]スマートホーム事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”] [/box]有価証券報告書
概況
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2017 | 7,198 | – | 151.38 |
2018 | 6,157 | -14.46 | 131.34 |
2019 | 5,021 | -18.45 | -93.1 |
2020 | 4,735 | -5.7 | 18.47 |
2021 | 5,990 | 26.5 | 37.9 |
銘柄選定
時価総額
[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数[/aside]
2021年6月15日の終値「958円」
またその時の発行済株式総数は「4,282,800」
そうすると
「958 x 4,282,800 = 4,102,922,400」
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約41億」[/voice]
売上高成長率(年平均成長率)
[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100[/aside]
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
[aside] (2021年の売上高)/(2017年の売上高)で出された数値に√を2度[/aside]
「5,990 / 7,198 = 0.83」
「0.83」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「-4.55%」[/voice]
株価売上高倍率(PSR)
[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高[/aside]
時価総額「41億」に対して売上高「59.9億」
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「0.68倍」[/voice]
PEGレシオ
[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]
ということでPERは「958 / 37.9 = 24.28」
EPS成長率の計算式は以下の通り
この計算式に当てはめるとEPS成長率は「-0.29」つまり「-29%」
。。。
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEFレシオは「-0.84」[/voice]
銘柄選定まとめ
現在のフィットのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 41億 |
年平均成長率 | -4.55% |
株価売上高倍率 | 0.68倍 |
PEGレシオ | -0.84 |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2022年4月期の「連結」業績予想
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
通期 | 6,660 | 11.2 | 52.33 |
「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り
年度 | 営業利益(百万円) | 前年比(%) | 経常利益(百万円) | 前年比(%) | 当期純利益(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
通期 | 300 | 14.7 | 290 | 5.0 | 220 | 38.1 |
今後の見通し
今後の見通しにつきましては、ワクチン接種による新型コロナウイルス感染症拡大防止への効果が期待されますが、世界的な規模での半導体や木材資源の不足及び価格の高騰等、依然として不透明な状況が続くと見込まれます。
一方、脱炭素社会の実現に向けた、再生可能エネルギー普及への需要は、引き続き拡大していくことが予想されます。
このような事業環境のもと、当社グループは、クリーンエネルギー事業とスマートホーム事業を中心に、安定した仕入体制の構築や事業サイクルの短縮等、事業効率と収益性の向上に努めるとともに、デジタルマーケティングやDXの推進により、集客、販売、アフターフォローの最大化を図ってまいります。
また、2024年4月期までに売上高100億円、時価総額100億円の達成を目標とした、「FITGrowth100」をスローガンに掲げ、持続的な企業価値の向上に向け、当社グループ一丸となって取り組んでまいります。
以上を踏まえ、2022年4月期の連結業績予想につきましては、売上高6,660,000千円(前年同期比11.2%増)、営業利益300,000千円(前年同期比14.7%増)、経常利益290,000千円(前年同期比5.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益220,000千円(前年同期比38.1%増)を予定しております。
株式会社フィット「2021年4月期決算短信〔日本基準〕(連結)」より
「PER vs PBR」2次元グラフ
2021年6月15日の「終値」を参考にしています
銘柄 | 株価 | 1株当たり純利益 | 1株当たり純資産 | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
フィット | 958 | 37.9 | 1,038.80 | 25.28 | 0.92 |
大和ハウス工業 | 3,280 | 297.18 | 2,805.09 | 11.04 | 1.17 |
積水ハウス | 2,218 | 181.18 | 1,948.12 | 12.24 | 1.14 |
鹿島建設 | 1,427 | 193.13 | 1,731.16 | 7.39 | 0.82 |
チャート推移
安値「890円」
高値「1,814円」
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