10倍株になるかもしれない銘柄を探す【ソースネクスト編】

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ソースネクスト(4344)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?

株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります

そこでこの記事では、ソースネクストは継続的に成長していくのかを分析していきます

市場は東証プライム

目次

有価証券報告書

概況

年度売上高(百万円)前年比(%)1株当たり当期純利益
20189,3590.429.69
201914,70857.155.53
202017,40518.341.43
202112,851-25.61.4
202210,307-19.8-25.77

銘柄選定

時価総額

時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数

2023年2月28日の終値「230円」

また発行済株式総数は「136,297,600」

そうすると

「230 x 136,297,600 = 31,348,448,000」

時価総額は「約313億

売上高成長率(年平均成長率)

売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100

減益は許容するが減収は許容しない

CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング

(2022年の売上高)/(2018年の売上高)で出された数値に√を2度

「10,307 / 9,494 = 1.09」

「1.09」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

年平均成長率は「2.07%

株価売上高倍率(PSR)

PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高

時価総額「313億」に対して売上高「103億」

つまり

株価売上高倍率は「3.04倍

PEGレシオ

PEGレシオ = PER / EPS成長率

PER = 株価 / 1株当たり当期純利益

ということでPERは「230 / -25.77 = -」

EPS成長率の計算式は以下の通り

EPS成長率

この計算式に当てはめるとEPS成長率は「計測不可能」

。。。

つまり

PEGレシオは「計測不可能

銘柄選定まとめ

項目
時価総額313億
年平均成長率2.07%
株価売上高倍率3..04倍
PEGレシオ

そして以下がスクリーニングの例

項目例1例2例3
時価総額100億円以下300億円以下500億円以下
年平均成長率30%以上20%以上10%以上
株価売上高倍率1倍以下2倍以下3倍以下
PEGレシオ1倍以下1.5倍以下2倍以下

2023年3月期の連結業績予想

年度売上高(百万円)前年比(%)1株当たり当期純利益
第2四半期(累計)5,,0150.4-9.04
通期12,79524.1-7.34

「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り

年度営業利益(百万円)前年比(%)経常利益(百万円)前年比(%)当期純利益(百万円)前年比(%)
第2四半期(累計)-1,225-1,275-1,225
通期-850-945-995

今後の見通し

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大による影響については、一部見通しが高まっている分野もあるものの、影響そのものが長期化・複雑化しており、依然として不確実性が高い状況に変わりはありません。

しかしながら諸外国の動きを踏まえると、経済活動の再開、開国の動きは徐々に高まっており、日本国においても2022年度のいずれかの時点においては諸外国と同様の動きに収れんしていくものと見込んでおります。

特に、「ポケトーク」の販売状況を大きく左右する、国境をまたいだ人流の復活(開国)が当社にとっては重要なイベントとなってきます。

2022年5月5日時点で、岸田首相は、「世界的にみても日本のコロナ対策は成功している」とした上で、「6月には他のG7並みに円滑な入国が可能となるよう水際対策を更に緩和していく」と述べるなど、順次、国境をまたいだ人流がコロナ前の水準近くまで戻ってくることが予想され、水際対策の大幅な緩和に伴うインバウンド需要の復活が期待されます。

このタイミングが2023年3月期第4四半期になるというシナリオに基づき、2023年3月期の業績見込みを作成しております。

2023年3月期の業績見込みは、性質が異なる2つの重要な要素に基づき作成しています。

すなわち、①成長投資フェーズにあるポケトーク社の計画、②製品の選択と集中の結果を踏まえたソースネクスト社の計画の2つです。

2022年2月に分社化によってポケトーク社を新規設立いたしました。

ポケトーク社は、従来の端末ビジネスに加え、ポケトーク字幕・ポケトークアプリというサブスクリプション型ビジネスモデルも収益の柱に育てるべく、広告宣伝、販売促進、製品開発といった積極的な投資を行い、成長を加速させていく予定です。

そのために必要となる組織の構築、人材採用も積極的に行っていく予定です。

想定している事業の拡大及びサブスクリプション型ビジネスモデルの収益化までは費用が先行することが見込まれているため、2023年3月期におけるポケトーク社は当初より営業損失・経常損失になることを想定しています。

当該成長投資に必要な費用は外部からの調達資金でまかなうことを想定しておりますが、今後も追加的な資金調達を検討していきます。

一方、ソースネクスト社においては、IoT製品及びソフトウェア製品の選択と集中を行っていき、利益を創出する計画としています。

2023年3月期の1年間は、収益力の高いプロダクトへ経営資源を集中させ利益の最大化を狙いつつ、事業構造とコスト構造の見直しを行うことで、高収益体質の実現を目指し取り組んで参ります。

具体的には、IoT製品についてはKAIGIOシリーズ(KAIGIO CAM360、ミーティングオウル、オートメモ)に注力して参ります。

ソフトウェア製品についてはハガキ製品、セキュリティ製品、いきなりPDF、スマート留守電をはじめとした当社の主力製品群を更に伸ばすことに注力して参ります。

ソースネクスト株式会社「2022年3期決算短信〔日本基準〕(連結)」より

ソースネクストの将来性

キャッシュフロー

資産

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