10倍株になるかもしれない銘柄を探す【NCS&A編】

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NCS&A(9709)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?

株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります

そこでこの記事では、NCS&Aは継続的に成長していくのかを分析していきます

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証2部
[/voice]

目次

事業内容

[aside type=”boader”]
  • 業種・業務ソリューション
  • 情報システムプラットフォーム
  • 製品・サービス
[/aside]

ビジネスモデル

業種・業務ソリューション

[box class=”glay_box” title=”主なサービス”] [/box]

情報システムプラットフォーム

[box class=”glay_box” title=”主なサービス”] [/box]

製品・サービス

[box class=”glay_box” title=”主なサービス”] [/box]

有価証券報告書

概況

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
2017 18,599 -0.6 13.96
2018 18,792 1.0 -60.34
2019 20,457 8.9 31.13
2020 22,408 9.5 61.77
2021 19,751 -11.9 45.04

銘柄選定

時価総額

[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数
[/aside]

2021年6月11日の終値「502円」

またその時の発行済株式総数は「18,000,000」

そうすると

「502 x 18,000,000 = 9,036,000,000」

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約90億
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売上高成長率(年平均成長率)

[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100
[/aside]

減益は許容するが減収は許容しない

CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング

[aside] (2021年の売上高)/(2017年の売上高)で出された数値に√を2度
[/aside]

「19,751 / 18,599 = 1.06」

「1.06」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「1.47%
[/voice]

株価売上高倍率(PSR)

[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高
[/aside]

時価総額「90億」に対して売上高「197億」

つまり

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「0.46倍
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PEGレシオ

[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率
[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]

ということでPERは「502 / 45.04 = 11.15」

EPS成長率の計算式は以下の通り

EPS成長率

この計算式に当てはめるとEPS成長率は「0.34」つまり「34%」

。。。

つまり

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEFレシオは「0.33
[/voice]

銘柄選定まとめ

現在のNCS&Aのステータスは以下の通り

項目
時価総額 90億
年平均成長率 1.47%
株価売上高倍率 0.46倍
PEGレシオ 0.33

そして以下がスクリーニングの例

項目 例1 例2 例3
時価総額 100億円以下 300億円以下 500億円以下
年平均成長率 30%以上 20%以上 10%以上
株価売上高倍率 1倍以下 2倍以下 3倍以下
PEGレシオ 1倍以下 1.5倍以下 2倍以下

2022年3月期の「連結」業績予想

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
通期 20,000 1.3 38.83

「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り

年度 営業利益(百万円) 前年比(%) 経常利益(百万円) 前年比(%) 当期純利益(百万円) 前年比(%)
通期 850 2.4 960 0.1 650 -17.7

今後の見通し

このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い社会のあり方が大きく変化し、ITを活用したテレワーク化やコミュニケーションツールの普及が急速に進みました。

また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の浸透が進み、企業におけるIT活用の重要性が再認識されつつあり、ウィズコロナ・アフターコロナ時代に向けてIT投資は中長期的に拡大していくものと認識しております。

このような環境のもと、当社グループは、「収益性の安定と向上」及び「社員が生き生きと働ける会社に」を基本方針に、中長期的に持続的な成長を実現するため、以下の施策を実施してまいります。

・顧客規模に応じた製品化、部品化及びクラウド化を進め、主力ソリューションの高収益化を図ります。また、可視化・マイグレーションビジネスを中心に、商品力強化のための投資を積極的に行います。
・クラウドビジネスのさらなる加速を見据え、顧客に提案ができるクラウドサービス技術者の育成を強化いたします。
・PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の活動をより一層有効なものとするため、解決すべき課題を開発現場との間で共有し、共に問題解決にあたります。また、上流工程の徹底チェックとコストマネジメントを強化し、品質向上とプロジェクト損失の抑制を図ります。
・全ての社員がより長く生き生きと働ける会社となるために働き方改革を継続し、社員が働きやすくなるような環境改善に取り組みます。また、人材マネジメントを強化し、組織と社員のパフォーマンスの最大化を図ります。
・サステナビリティの取り組みを強化いたします。オフィスの移転・分散化やテレワークのさらなる推進を行い、通勤による環境負荷の低減や紙使用量・電力使用量の削減を図ります。また、「社内スタートアップ制度」を通じてサステナブルな事業アイデアにも積極的に投資してまいります。
・自然災害やパンデミックを想定したBCP(事業継続計画)を検討・策定するとともに、災害対策としての社内IT環境、オフィス環境の見直しや必要物資の備蓄の強化を行ってまいります。
・NCS&Aグループ各社の事業シナジーの追求、コスト構造改革を進め、グループ経営の総合力を高めます。

新型コロナウイルス感染症の動向につきましては、依然として収束の兆しが見えておらず、未だ状況は不透明であると認識しております。

当社グループでは、業績予想の作成にあたっては、新型コロナウイルス感染症による影響が2021年9月末(2022年3月期第2四半期末)まで継続し、その後、徐々に正常化に向かっていくものと仮定しております。

また、2022年3月期第2四半期において実施を予定しております当社東京本社の事務所移転に伴い、その事務所移転関連費用として特別損失約1億円が発生する見通しです。

以上により、翌連結会計年度(2022年3月期)の連結業績につきましては、売上高200億円(前年同期比1.3%増)、営業利益8億50百万円(同2.4%増)、経常利益9億60百万円(同0.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6億50百万円(同17.7%減)を見込んでおります。

なお、上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値とは異なる結果となる可能性があります。

「PER vs PBR」2次元グラフ

stock investment analysis ncs&a chart

2021年6月11日の「終値」を参考にしています

銘柄 株価 1株当たり純利益 1株当たり純資産 PER PBR
NCS&A 502 45.04 557.43 11.15 0.9
日本電信電話 2,913 248.15 2,087.98 11.74 1.4
KDDI 3,620 284.16 2,091.82 12.74 1.73
大塚商会 6,100 207.33 1,462.8 29.42 4.17

チャート推移

stock investment analytics17-02

2021年1月6日の安値「461円」

2021年初来高値「567円」

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