シンメンテ(6086)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、シンメンテは継続的に成長していくのかを分析していきます
市場は東証マザーズ
有価証券報告書
概況
連結会社
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2018 | 9,844 | – | 24.73 |
2019 | 14,152 | 43.76 | 47.5 |
2020 | 15,678 | 10.78 | 55.95 |
2021 | 14,420 | -8.02 | 41.18 |
当社は、2020年3月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりま
銘柄選定
時価総額
時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数
2021年2月期の決算短信が提出されたのが2021年4月14日ですが時間が経っているので2022年1月14日の終値「1,288円」を使用
またその時の発行済株式総数は「10,833,000」
そうすると
「1,288 x 10,833,000 = 13,952,904,000」
時価総額は「約139億」
売上高成長率(年平均成長率)
売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
(2021年の売上高)/(2018年の売上高)で出された数値に√を2度
「14,420 / 9,844 = 1.46」
「1.46」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
年平均成長率は「9.92%」
株価売上高倍率(PSR)
PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高
時価総額「139億」に対して売上高「144億」
つまり
株価売上高倍率は「0.97倍」
PEGレシオ
PEGレシオ = PER / EPS成長率
PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
ということでPERは「1,288 / 41.18 = 31.28」
EPS成長率の計算式は以下の通り
この計算式に当てはめるとEPS成長率は「0.185」つまり「18.5%」
。。。
つまり
PEGレシオは「1.69」
銘柄選定まとめ
現在のシンメンテのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 139億 |
年平均成長率 | 9.92% |
株価売上高倍率 | 0.97倍 |
PEGレシオ | 1.69 |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2021年2月期 決算短信
2022年2月期の業績予想
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
通期 | 15,585 | 8.1 | 42.85 |
「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り
年度 | 営業利益(百万円) | 前年比(%) | 経常利益(百万円) | 前年比(%) | 当期純利益(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
通期 | 728 | 5.8 | 732 | 3.9 | 454 | 4.0 |
今後の見通し
次期につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しが未だに立っておらず、わが国経済の先行きは不透明な状況にあります。
このような経営環境の下、当社グループが提供するメンテナンスサービスにおいても、受注件数に影響が及んでおりますが、メンテナンスサービスは店舗運営に欠かせないものであり、一定量のサービス需要は常に存在すると考えております。
今こそお客様に寄り添い、信頼を獲得し、足元の環境変化への対応に専念してまいります。
当社においてこのメンテナンスサービス事業は、国内で5000億円強のマーケットがあると考えております。
事業の柱となる飲食業界は勿論のこと、物販・小売業、介護業界、保育事業者、ホテル業界、自治体/公共事業の施設など、幅広く業界を分析の上、拡大を図ることにより、迅速・確実な成長を目指してまいります。
以上を踏まえ、次期の連結業績予想につきましては、現時点で新型コロナウイルス感染症の収束時期を見通すことはできず、不透明な事業環境が継続すると想定した上で、売上高15,585百万円(前年同期比8.1%増)、営業利益728百万円(前年同期比5.8%増)、経常利益732百万円(前年同期比3.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益454百万円(前年同期比4.0%増)を見込んでおります。
なお、当社の取り組み等に関しては、本日公表の「2021年2月期 決算補足説明資料」をご参照ください。
株式会社シンメンテホールディングス「2021年2月期決算短信 日本基準 連結」より
「PER vs PBR」2次元グラフ
2022年1月14日の「終値」を参考にしています
銘柄 | 株価 | 1株当たり純利益 | 1株当たり純資産 | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
シンメンテ | 1,288 | 41.18 | 270.06 | 31.28 | 4.77 |
菱友システムズ | 2,192 | 223.96 | 1,886.75 | 9.79 | 1.16 |
ハイマックス | 1,165 | 94.81 | 745.35 | 12.29 | 1.56 |
ウチダエスコ | 4,120 | 562.83 | 2,330.42 | 7.32 | 1.77 |
チャート推移
安値「1,020円」
高値「1,352円」