フロンティアインターナショナル(7050)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、フロンティアインターナショナルは継続的に成長していくのかを分析していきます
市場は東証マザーズ
有価証券報告書
概況
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2017 | 10,711 | – | 116.60 |
2018 | 12,193 | 13.8 | 172.10 |
2019 | 12,780 | 4.8 | 195.80 |
2020 | 13,118 | 2.6 | 188.30 |
2021 | 15,721 | 19.8 | 116.33 |
銘柄選定
時価総額
時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数
2021年4月期の決算短信が提出されたのが2021年6月11日なのでその時の終値「1,876円」
またその時の発行済株式総数は「4,619,000」
そうすると
「1,876 x 4,619,000 = 8,665,244,000」
時価総額は「約86億」
売上高成長率(年平均成長率)
売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
(2021年の売上高)/(2017年の売上高)で出された数値に√を2度
「15,721 / 10,711 = 1.47」
「1.47」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
年平均成長率は「10.1%」
株価売上高倍率(PSR)
PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高
時価総額「86億」に対して売上高「157億」
つまり
株価売上高倍率は「0.55倍」
PEGレシオ
PEGレシオ = PER / EPS成長率
PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
ということでPERは「1,876 / 116.33 = 16.13」
EPS成長率の計算式は以下の通り
この計算式に当てはめるとEPS成長率は「-0.0006」つまり「-0.6%」
。。。
つまり
PEGレシオは「EPS成長率がマイナスなので計測不可能」
銘柄選定まとめ
現在のフロンティアインターナショナルのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 86億 |
年平均成長率 | 10.1% |
株価売上高倍率 | 0.55倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2022年4月期の連結業績予想
業績予想につきましては、現段階で合理的な業績予想の算定を行うことが困難なことから未定とし、記載しておりません。
今後、適切かつ合理的な予想が可能となった時点で速やかに公表いたします。
なお、当該理由につきましては、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
今後の見通し
新型コロナウイルスの感染者数が増加して、依然として収束の兆しがみえておらず、大規模国際イベントの動向等、不確実性の高い状況となっていることから、新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を合理的に算定することが困難であるため、「未定」としております。
今後、業績予想の算定が可能となった段階で速やかに開示いたします。
株式会社フロンティアインターナショナル「2021年4期決算短信〔日本基準〕(連結)」より
「PER vs PBR」2次元グラフ
2021年7月20日の「終値」を参考にしています
銘柄 | 株価 | 1株当たり純利益 | 1株当たり純資産 | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
フロンティアインターナショナル | 1,565 | 116.33 | 1,171.04 | 13.45 | 1.34 |
シャノン | 1,099 | 39.03 | 363.61 | 28.16 | 3.02 |
東北新社 | 666 | 18.2 | 1,594.65 | 36.59 | 0.42 |
丹青社 | 840 | 72.19 | 613.53 | 11.64 | 1.37 |
チャート推移
安値「1,526円」
高値「2,422円」