ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズは継続的に成長していくのかを分析していきます
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証マザーズ[/voice]
事業内容
[aside type=”boader”]- メタボロミクス事業
- バイオマーカー事業
ビジネスモデル
メタボロミクス事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- 主に食品・化学・製薬等の民間企業、大学や公的研究機関からメタボローム解析を受託
バイオマーカー事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- メタボローム解析技術を用いたバイオマーカー探索及び検査キットの研究開発
- 医薬品開発分野での事業化
有価証券報告書
概況
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2016 | 751 | – | -27.91 |
2017 | 880 | 17.18 | -11.60 |
2018 | 839 | -4.66 | -33.66 |
2019 | 900 | 7.27 | -108.99 |
2020 | 1,026 | 14.00 | -17.39 |
銘柄選定
時価総額
[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数[/aside]
2020年6月期の有価証券報告書が出されたのが9月29日なので、その時の終値を見ると「1,156円」
また発行済株式総数は「5,895,800」
そうすると
「1,156 x 5,895,800 = 6,815,544,800」
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約68億」[/voice]
売上高成長率(年平均成長率)
[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100[/aside]
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
[aside] (2020年の売上高)/(2016年の売上高)で出された数値に√を2度[/aside]
「1,026 / 751 = 1.37」
「1.37」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「8.19%」[/voice]
株価売上高倍率(PSR)
[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高[/aside]
時価総額「68億」に対して売上高「10億」
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「6.8倍」[/voice]
PEGレシオ
[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]
PERがマイナス値なので計算できません
。。。
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEFレシオも連動して「計算できません」[/voice]
銘柄選定まとめ
現在のヒューマン・メタボローム・テクノロジーズのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 68億 |
年平均成長率 | 8.19% |
株価売上高倍率 | 6.8倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2020年6月期の決算短信
期間は「2020年7月1日~2021年6月30日」
そして決算が出されたのが2020年8月14日
2021年6月期の連結業績予想
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり四半期純利益 |
---|---|---|---|
通期 | 1,200 | 7.3 | 1.69 |
今後の見通し
世界的な新型コロナウイルス感染症の収束にはまだ時間がかかる見通しであり、世界経済全体は総じて景気低迷が続くことが予想されます。
当社が属するライフサイエンス業界は、このような環境下にあっても成長が見込まれる数少ない分野の一つとして研究開発投資が高水準で継続しており、今後も同様に推移することが想定されます。
このような状況のもと、当社グループではメタボロミクス事業において更なる事業拡大を図るため、新たな解析メニューの充実、営業体制の強化、解析の稼働率向上等に取り組んでまいります。
また欧米・アジアパシフィック地域等でのメタボロミクス事業の販売拡大に取り組み、グローバルな認知度向上を図ってまいります。
バイオマーカー事業においては、予防・未病に寄与することを目指し、PEA(うつ病バイオマーカー)を中心としたメンタルヘルス関連ビジネスの実用化・事業化を引き続き推進する他、バイオマーカー探索の研究支援に引き続き取り組んでまいります。
次期の売上高については、主力であるメタボロミクス事業において、新メニュー拡充による受託解析の拡大を見込んでおり、適切なコストコントロールによる黒字化達成に努めてまいります。
なお、為替レートは、1米ドル110円を見込んでおります。
[新型コロナウイルス感染症の影響について]
新型コロナウイルス感染症による影響は、当連結会計年度においてはほとんどありませんでした。今後の状況につきましては、学術講演会の中止・延期による営業活動の停滞、測定試料の入手遅れによる売上計上遅延などマイナスの影響も考えられますが、一方で対策となる研究開発の拡大・加速、経費支出の抑制といったポジティブな要素もあり、全体としては影響は軽微と考えております。
新型コロナウイルス感染症の更なる拡大を考慮し、業績への影響については引き続き注視してまいります。
チャート推移
2020年1月6日の安値「727円」
2020年12月28日の高値「747円」
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