オプトエレクトロニクス(6664)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、オプトエレクトロニクスは継続的に成長していくのかを分析していきます
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証JASDAQ-S[/voice]
事業内容
[aside type=”boader”]- 自動認識装置の開発、製造、販売
ビジネスモデル
[box class=”glay_box” title=”スキャナ製品”]- ハンディスキャナ
- 卓上スキャナ
- 定置式スキャナ
- データコレクタ
- ハンディターミナル
- モジュール
- その他
有価証券報告書
概況
連結
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2016 | 7,147 | – | 48.21 |
2017 | 7,032 | -1.61 | -96.85 |
2018 | 7,549 | 7.35 | 34.85 |
2019 | 7,253 | -3.9 | 14.26 |
2020 | 6,549 | -9.7 | -203.03 |
銘柄選定
時価総額
[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数[/aside]
2020年11月期の決算短信が提出されたのが2020年12月24日なのでその時の終値「397円」
またその時の発行済株式総数は「6,578,000」
そうすると
「397 x 6,578,000 = 2,611,466,000」
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約26億」[/voice]
売上高成長率(年平均成長率)
[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100[/aside]
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
[aside] (2020年の売上高)/(2016年の売上高)で出された数値に√を2度[/aside]
「6,549 / 7,147 = 0.92」
「0.92」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「-2.06%」[/voice]
株価売上高倍率(PSR)
[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高[/aside]
時価総額「26億」に対して売上高「65億」
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「0.4倍」[/voice]
PEGレシオ
[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]
ということでPERは「397 / -203.03 = 計測不可能」
。。。
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEGレシオは「PERがでないので計測不可能」[/voice]
銘柄選定まとめ
現在のオプトエレクトロニクスのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 26億 |
年平均成長率 | -2.06% |
株価売上高倍率 | 0.4倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2021年11月期の連結業績予想
※2021年11月期第2四半期の決算短信にて上方修正有り
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
通期 | 7,700 → 「8,000」 | 17.6 → 「22.2」 | 41.11 → 「115.73」 |
「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り
年度 | 営業利益(百万円) | 前年比(%) | 経常利益(百万円) | 前年比(%) | 当期純利益(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
通期 | 413 → 「1,030」 | – | 413 → 「944」 | – | 254 → 「715」 | – |
今後の見通し
2021年11月期におきましても、新型コロナウイルス感染症の終息の見通しは立っておらず、世界経済の先行き不安から、当社グループを取り巻く外部環境は依然として不透明な状況となっております。
特に、欧州においては、再度のロックダウンの実施等により深刻な影響を受けており、引き続き非常に厳しい状況となる見込みです。
比較的影響の少ない日本においては、新規及び休眠顧客の開拓、光学文字認識(OCR)を付加価値とした、バーコード読取とは異なる用途での拡販、オンラインを活用した営業活動を積極的に展開し、売上の回復を目指してまいります。
米国においては、前述の2次元ハンディスキャナL-22Xの案件が継続し、増収となる見込みです。
なお、訴訟手続きは現時点では2021年第3四半期までに決着する予定となっており、現在想定できる費用を見込んでおります。
以上を踏まえ、2021年11月期の見通しにつきましては、為替を1ドル=105.00円、1ユーロ=120.00円と想定し、サマリーの「2021年11月期の連結業績予想」のとおりといたします。
なお、当社は、中長期的な視点にて業績予想を設定いたしたく、第2四半期業績予想の開示を取りやめ、通期連結業績予想のみの公表としております。
株式会社オプトエレクトロニクス「2020年11期決算短信〔日本基準〕(連結)」より
2021年11月期第2四半期決算短信の業績予想に関する説明
第2四半期連結累計期間において、売上及び利益について当初の想定を上回る見通しになったことから、2021年6月24日公表の「2021年11月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」のとおり業績予想を修正いたしました。
なお、新型コロナウイルス感染症については、依然として収束の見通しがつかない状況であり、その影響について当社として正確な予想を行うことは非常に困難であります。
また、世界的な半導体部品の不足や価格高騰等の影響を受ける可能性があり、第3四半期以降の業績については予断を許さない状況になっております。
今後の状況により、新たに業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示する予定であります。
株式会社オプトエレクトロニクス「2021年11期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より
「PER vs PBR」2次元グラフ
2021年6月24日の「終値」を参考にしています
銘柄 | 株価 | 1株当たり純利益 | 1株当たり純資産 | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
オプトエレクトロニクス | 715 | -206.15 | 692.68 | – | 1.03 |
キーエンス | 55,540 | 813.47 | 7,887.16 | 68.28 | 7.04 |
小田原機器 | 555 | 42.77 | 1,235.43 | 12.98 | 0.45 |
ビリングシステム | 1,095 | 22.30 | 303.64 | 49.1 | 3.61 |
チャート推移
安値「443円」
高値「860円」
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