フォーカスシステムズ(4662)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、フォーカスシステムズは継続的に成長していくのかを分析していきます
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証1部[/voice]
事業内容
[aside type=”boader”]- 公共関連事業
- 民間関連事業
- セキュリティ機器関連事業
ビジネスモデル
システムインテグレーション
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- 官公庁・関係機関・地方自治体及び関連機関等の公共機関並びに銀行・保険等の金融機関向けのソフトウェアの開発
- ハードウェア・ネットワークを含む情報システム全体の構築
- 社会価値を高めるためのICTに係るコンサルティング
ITサービス
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- 民間分野向けのソフトウェアの開発
- ハードウェア・ネットワークを含む情報システム全体の構築・保守運用
- 企業価値を高めるためのICTに係るコンサルティング
セキュリティ機器関連
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- 防衛省関連システムの共通運用基盤整備
- その他官公庁・民間企業の情報セキュリティに係るソフトウェア等の製品販売や保守サービス
- サイバー攻撃対策に有効なデジタルフォレンジック等の製品販売や調査サービスやトレーニング
有価証券報告書
概況
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2017 | 17,847 | 8.28 | 39.83 |
2018 | 19,327 | 8.29 | 51.21 |
2019 | 21,454 | 11.01 | 58.11 |
2020 | 22,704 | 5.83 | 61.83 |
2021 | 23,485 | 3.4 | 68.08 |
銘柄選定
時価総額
[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数[/aside]
2021年7月8日の終値が「968円」
また発行済株式総数は上場時に「16,292,942」
そうすると
「968 x 16,292,942 = 15,771,567,856」
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約157億」[/voice]
売上高成長率(年平均成長率)
[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100[/aside]
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
[aside] (2021年の売上高)/(2017年の売上高)で出された数値に√を2度[/aside]
「23,485 / 17,847 = 1.32」
「1.32」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「7.19%」[/voice]
株価売上高倍率(PSR)
[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高[/aside]
時価総額「157億」に対して売上高「235億」
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「0.67倍」[/voice]
PEGレシオ
[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]
ということでPERは「968 / 68.08 = 14.2」
EPS成長率の計算式は以下の通り
この計算式に当てはめるとEPS成長率は「0.143」つまり「14.3%」
。。。
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEGレシオは「0.99」[/voice]
まとめ
現在のフォーカスシステムズのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 157億 |
年平均成長率 | 7.19% |
株価売上高倍率 | 0.67倍 |
PEGレシオ | 0.99 |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2022年3月期の業績予想
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
通期 | 24,500 | 4.3 | 68.37 |
「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り
年度 | 営業利益(百万円) | 前年比(%) | 経常利益(百万円) | 前年比(%) | 当期純利益(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
通期 | 1,480 | 2.1 | 1,500 | 2.1 | 1,030 | 0.5 |
今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、国内外経済が更に減退するリスク、金融資本市場の変動等の影響等に注視する必要があります。
また、ポストコロナにおけるライフスタイルや働き方の変化のみならず顧客の事業環境も見据えた事業展開の切替え等も求められるものと考えております。
今後の当社業績につきましては、当社を取り巻く事業環境の変化を全て予測することが困難ではあるものの、BCP(事業継続計画)の実効性向上はもとより、人材採用及び営業の強化により既存事業の拡大を図ります。
また、最先端技術・構想力・マネジメント力等を備えた高スキル人材の育成、新たなソリューション・新規事業の創造、戦略的な先行投資を実施することで事業の更なる発展を実現してまいります。
そのため、通期の業績としまして、売上高24,500百万円、営業利益1,480百万円、経常利益1,500百万円、当期純利益1,030百万円を見込んでおります。
今後、業績予想の見直しが必要となった場合は、速やかにお知らせいたします。
株式会社フォーカスシステムズ「2021年3期決算短信〔日本基準〕(非連結)」より
「PER vs PBR」2次元グラフ
2021年7月8日の「終値」を参考にしています
銘柄 | 株価 | 1株当たり純利益 | 1株当たり純資産 | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
フォーカスシステムズ | 968 | 68.08 | 734.43 | 14.22 | 1.32 |
デジタルアーツ | 8,200 | 146.9 | 715.79 | 55.82 | 11.46 |
アクリート | 1,845 | 43.36 | 223.76 | 42.55 | 8.25 |
チエル | 1,092 | 46.6 | 255.23 | 23.43 | 4.28 |
チャート推移
安値「865円」
高値「1,350円」
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