テラ(2191)は2020年に10倍株銘柄、テンバガーを達成しています
そこでこの記事では、テラの株価が上がり始めた頃を分析していきます
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場はJASDAQ-S[/voice]
事業内容
[aside type=”boader”]- 細胞医療事業
- 医療支援事業
- 医薬品事業
ビジネスモデル
細胞医療事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- 医療機関に対する樹状細胞ワクチン療法等、細胞医療に関する技術・運用ノウハウの提供
- 樹状細胞ワクチン療法等、再生・細胞医療に関する研究開発
医療支援事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- 医療機関、研究機関、法人向けに腸内フローラ検査を中心とした遺伝子検査サービス事業
医薬品事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- 細胞医療事業における樹状細胞ワクチン療法に関する技術を基盤とした再生医療等製品の開発
2019年度の有価証券報告書
事業年度は「2019年1月1日~12月31日」まで
概況
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2015 | 1,024 | – | -65.26 |
2016 | 807 | -21.19 | -88.73 |
2017 | 519 | -35.69 | -28.65 |
2018 | 367 | -29.29 | -55.59 |
2019 | 167 | -54.5 | -56.73 |
銘柄選定
時価総額
[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数[/aside]
2019年12月期の有価証券報告書が出たのが2020年3月27日なので、その日の終値で計算すると「108円」
またその時の発行済株式総数は「23,409,056」
そうすると
「108 x 23,409,056 = 2,528,178,048」
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 2018年6月末時点での時価総額は「約25億」[/voice]
売上高成長率(年平均成長率)
[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100[/aside]
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
[aside] (2019年の売上高)/(2015年の売上高)で出された数値に√を2度[/aside]
「167 / 1,024 = 0.16」
「0.16」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「-36.75%」[/voice]
株価売上高倍率(PSR)
[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高[/aside]
時価総額「25億」に対して売上高「1.7億」
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「14.71倍」[/voice]
PEGレシオ
[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]
1株当たりの当期純利益がマイナス続きでPERの値が出せません
。。。
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEGレシオはPERの数値がマイナスなので測れません[/voice]
銘柄選定まとめ
この時のテラのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 25億 |
年平均成長率 | -36.75% |
株価売上高倍率 | 14.71倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
今後の見通し
当社は、2019年12月期に新規事業である特定細胞加工物の受託製造事業を立ち上げ、2020年12月期以降の売上の多くを占める事業として成長させるため、契約スケジュールの遅延はあったものの、医療機関等への営業活動を強化してまいりました。
その過程で、医療機関との契約後に「再生医療等安全性確保法」に則った各種手続き等を必要とし、当社が受託製造するまでの期間を想定することが困難であることが明らかとなったため、2020年12月期の売上について現時点での算出が困難であると考えております。
また、上記の理由から、特定細胞加工物の受託製造事業における原価等の算出が困難な状況であるため、2020年12月期の業績に影響を与える未確定な要素が多く、適正かつ合理的な数値の算出が困難な状況と考えております。
四半期ごとに実施する決算業績及び事業の概況のタイムリーな開示に努め、通期の業績予想は開示しない方針です。
チャート推移
2020年1月6日の安値「162円」
2020年12月28日の高値「252円」
まとめ
株価が上昇し始めたのは2020年4月27日以降
そしてその直前に出た有価証券報告書は2020年3月27日時点なので、株価が動き始めるまでに約1ヵ月の差があります
決算短信に関しては
「2019年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)」が2020年2月13日で、
その次に出された
「2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」が2020年6月8日
なので決算が理由にはなりにくい
そうなると2020年4月24日(金)に出てきた「募集新株予約権(有償ストック・オプション及び無償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ」
もしくは
「医療法人社団医創会の債務の医療法人社団オルソ・マキシマスによる債務引受について」という情報が引き金になって翌週に上昇し始めたのかもしれない
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