2020年にテンバガー銘柄になった「クレアHD」について

stock investment tenbagger05 テンバガー達成銘柄の考察

クレアHD(1757)は2020年に10倍株銘柄、テンバガーを達成しています

そこでこの記事では、クレアHDの株価が上がり始めた頃を分析していきます

市場は東証2部

事業内容

  • 建設事業
  • 不動産事業
  • 投資事業
  • オートモービル関連事業
  • コスメティック事業
  • 飲食事業
  • エンターテイメント事業

ビジネスモデル

建設事業

主なサービス
  • 住宅のリフォーム
  • メンテナンス工事
  • 給排水管設備工事
  • 太陽光事業
  • 建設工事事業

不動産事業

主なサービス
  • 不動産の売買
  • あっ旋
  • 仲介
  • 管理・運用業務

投資事業

主なサービス
  • 賃金
  • 投資
  • 投資コンサルティング

オートモービル関連事業

主なサービス
  • オートモービル関連商品の開発・製造・販売

コスメティック事業

主なサービス
  • コスメティック商品、美容機器の販売・保守
  • 美容関連広告

飲食事業

主なサービス
  • 飲食店の経営
  • 食材の製造・販売

エンターテイメント事業

主なサービス
  • タレント・スポーツ選手・文化人その他のマネジメント
  • プロモート業務
  • イベントの企画・運営
  • 広告代理店業務

2020年度の有価証券報告書

提出会社の経営指標では売上高が4期分記載されていなかったので、連結の指標を使用

概況

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
2016 457 -44.9 -8.36
2017 604 32.2 -4.65
2018 1,975 226.9 -17.04
2019 2,281 15.5 -8.80
2020 2,270 -0.5 -3.11

銘柄選定

時価総額

時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数

2020年3月期の決算短信が出たのが5月15日なので、その日の終値で計算すると「21円」

またその時の発行済株式総数は「171,844,156」

そうすると

「21 x 171,844,156 = 3,608,727,276」

2018年6月末時点での時価総額は「約36億

売上高成長率(年平均成長率)

売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100

減益は許容するが減収は許容しない

CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング

(2020年の売上高)/(2016年の売上高)で出された数値に√を2度

「2,270 / 457 = 4.97」

「4.97」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

年平均成長率は「49.31%

株価売上高倍率(PSR)

PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高

時価総額「36億」に対して売上高「23億」

つまり

株価売上高倍率は「1.57倍

PEGレシオ

PEGレシオ = PER / EPS成長率
PER = 株価 / 1株当たり当期純利益

ということでPERは「21 / -3.11 = -6.75」

。。。

PEGレシオはPERの数値がマイナスなので測れません

銘柄選定まとめ

この時のクレアHDのステータスは以下の通り

項目
時価総額 36億
年平均成長率 49.31%
株価売上高倍率 1.57倍
PEGレシオ

そして以下がスクリーニングの例

項目 例1 例2 例3
時価総額 100億円以下 300億円以下 500億円以下
年平均成長率 30%以上 20%以上 10%以上
株価売上高倍率 1倍以下 2倍以下 3倍以下
PEGレシオ 1倍以下 1.5倍以下 2倍以下

今後の見通し

当社グループは、前連結会計年度まで継続的に当期純損失を計上しており、当連結会計年度におきましても455,416千円の当期純損失を計上いたしました。

また、営業キャッシュ・フローにつきましては、当連結会計年度も継続してマイナスとなっております。

当社グループは、これら継続する当期純損失、営業キャッシュ・フローのマイナスの状況を改善すべく事業再構築と企業価値の向上ならびに管理体制の強化に向けて取り組んでおりますが、当連結会計年度において当期純損失の状況を改善、営業キャッシュ・フローをプラスにすることができず、当社グループが事業活動を継続するために必要な資金の調達が困難となり、債務超過に陥る可能性が潜在しているため、当社グループには継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。

そのため、当社グループは、建設事業の再建、業態の拡大・事業の再構築を行っており、当社グループ全体の事業成長と財務体質の改善を目指しております。

当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度と比較し10,642千円の減少、当期純損失は前連結会計年度と比較して587,008千円損失が減少しており、依然として事業成長と財務体質の改善の途中にあるものの、着実に前進させることができました。

2021年3月期につきましては、建設事業の再建を継続し、当連結会計年度に培った建設実績を基に、東京オリンピック前後の都心部を中心とした、建設業界の活発化に伴う建設工事、土木工事や改装工事の受注を獲得し、当社グループ内に「土地の確保・開発」から、「建物等の建設」、完成後の「不動産販売、運用・管理」、「リフォーム・メンテナンス」に至る一貫した機能の構築に努め、他事業とのシナジーを創出できる体制への移行を進めるとともに、財務体制の立て直しを図って参ります。

一方、業態の拡大・事業の再構築の一環として、直近においては、アルトルイズム(株)、トラロックエンターテインメント(株)両社の連結子会社化を通じて、コスメティック事業、およびエンターテインメント事業を展開・強化しました。

さらに当該両社が営む美容関連、メディア関連の各広告代理業とシナジー効果の高いメディアレップ業務を展開しています。

こうした新たな収益基盤を獲得したことから、これら事業のさらなる強化を通じて、当社グループの収益拡大の寄与を目指して参ります。

また、中長期的な収益力の向上に向けて、生産活動に必要な人材の登用や教育、不採算事業の整理等といった既存事業の再構築や、新規事業立上げを目的とした研究開発費の投資、投資有価証券の取得等を積極的に行って参ります。

なお、次期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大による国内外の消費、物流活動の停滞、政府、自治体の感染拡大防止措置に伴う事業活動の制限等により、当社グループの各事業が影響を受けることが想定されます。

しかしながら、それらの影響が生じる期間とその影響度合いの推移が不透明であることから、現段階において業績予想を合理的に算定することが困難であると判断し、現時点では未定とさせていただきます。

今後、業績への影響が合理的に予測可能となった段階で速やかに開示いたします。

チャート推移

stock investment tenbagger05-01

2020年1月6日の安値「25円」

2020年12月30日の高値「78円」

まとめ

2020年の有価証券報告書からの情報で「時価総額」「年平均成長率」「株価売上高倍率」「PEGレシオ」を計算しました

このうち「PEGレシオ」以外の3項目が該当していました

2020年3月期の決算短信が5月15日に出され、6月4日から大きく上昇しはじめそのままテンバガー達成

その前日6月3日には「当社子会社による株式会社ジールコスメティックスとの商品の販売に関する売買基本契約書締結に関するお知らせ」が出されています

これが好材料として株価に影響したのか?