2020年にテンバガー銘柄になった「GMOグローバルサインHD」について

stock investment tenbagger04 テンバガー達成銘柄の考察

GMOグローバルサインHD(3788)は2020年に10倍株銘柄、テンバガーを達成しています

そこでこの記事では、GMOグローバルサインHDの株価が上がり始めた頃を分析していきます

市場は東証一部

事業内容

  • クラウド・ホスティング事業
  • セキュリティ事業
  • ソリューション事業

ビジネスモデル

クラウド・ホスティング事業

GMOクラウド株式会社(当社)

セキュリティ事業

主な提供ブランド

ソリューション事業

2019年度の有価証券報告書

テンバガーを達成したのは2020年なので、その前の年までの情報で数字を出して見ます

概況

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
2015 5,170 -4.11
2016 5,798 12.15 14.02
2017 5,967 2.91 -3.77
2018 6,006 0.65 -0.48
2019 5,996 -0.17 33.16

銘柄選定

時価総額

時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数

2019年12月末時の株価は「2,546円」

また発行済株式総数は「11,693,000」

そうすると

「2,546 x 11,693,000 = 29,770,378,000」

2018年6月末時点での時価総額は「約298億

売上高成長率(年平均成長率)

売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100

減益は許容するが減収は許容しない

CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング

(2019年の売上高)/(2015年の売上高)で出された数値に√を2度

「5,996 / 5,170 = 1.16」

「1.16」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

年平均成長率は「3.78%

株価売上高倍率(PSR)

PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高

時価総額「298億」に対して売上高「60億」

つまり

株価売上高倍率は「4.97倍

PEGレシオ

PEGレシオ = PER / EPS成長率
PER = 株価 / 1株当たり当期純利益

ということでPERは「2,546 / 33.16 = 76.78」

EPS成長率の計算式は以下の通り

EPS成長率

2015年の1株当たり当期純利益は損益となっていたので、翌年2016年時の1株当たり当期純利益「14.02」を使用

この計算式に当てはめるとEPS成長率は「0.33」つまり「33%」

。。。

つまり

PEFレシオは「2.33

銘柄選定まとめ

この時のGMOグローバルサインHDのステータスは以下の通り

項目
時価総額 298億
年平均成長率 3.78%
株価売上高倍率 4.97倍
PEGレシオ 2.33

そして以下がスクリーニングの例

項目 例1 例2 例3
時価総額 100億円以下 300億円以下 500億円以下
年平均成長率 30%以上 20%以上 10%以上
株価売上高倍率 1倍以下 2倍以下 3倍以下
PEGレシオ 1倍以下 1.5倍以下 2倍以下

2020年第1四半期の決算短信

2020年4月から株価が上昇していったので、ここでは第1四半期の決算短信を確認

経営成績

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり四半期純利益
2020第1四半期 3,445 6.9 31.24
2019第1四半期 3,222 3.7 28.33

「営業利益」と「経常利益」は以下の通り

年度 営業利益(百万円) 前年比(%) 経常利益(百万円) 前年比(%)
2020第1四半期 415 5.0 493 24.4
2019第1四半期 395 9.7 396 12.4

2020年12月期の業績予想

業績予想は連結のみ記載されていました

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
通期 13,691 4.4 98.27

「営業利益」と「経常利益」は以下の通り

年度 営業利益(百万円) 前年比(%) 経常利益(百万円) 前年比(%)
通期 1,542 7.1 1,570 5.7

連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

2020年12月期の連結業績予想につきましては、2020年2月12日付け公表の「2019年12月期決算短信」に記載の業績予想から変更はありません。

ということなので以下に2019年12月期の決算短信に記載されていた「今後の見通し」を抜粋

当社グループの事業分野であるインターネットサービス市場は、生産性革命の中心的な役割を担い、多くのイノベーションが生まれております。

中期トレンドにおいては、IoT、人口知能及び自動運転の領域が依然注目され、より実用的なサービスが市場に投下されるものと考えております。

このような事業環境の中、当社グループは、“コトをITで変えていく。”という理念のもと、あらゆる人に新たな価値体験を、インターネットサービスを通じて提供しております。

現在は多くのイノベーションが生まれ、最先端の技術で世界は急速に進化、効率化しております。

当社グループは、クラウド・ホスティングサービスやインターネットセキュリティサービスで培ったノウハウを生かし、成長著しいIoTサービスインフラ・IoTセキュリティ分野においてもNo.1を目指してまいります。

また、私たちの目指す姿(Vision)として“One&1st”を掲げました。

これは、当社が行う「クラウド・ホスティング事業」、GMOグローバルサイン社の「セキュリティ事業」、そしてGMOデジタルラボ社の「ソリューション事業」の3つの領域のシナジーを活かす横断的なプロジェクトを通して、全社が1つ(One)になり、日本初、世界初(1st)を追い求めていく決意を示すものでありす。

そして、事業を創るのは人であるという考えのもと、当社グループの価値観(Value)を“ワクワク”という言葉で表現しました。

人が主役となり、ワクワクしながら事業をする環境を創出することで、組織を活性化させ、新しいサービス、新しい価値観を提供すべく組織改革にも着手しております。

2020年12月期は、引き続きIoT分野を次の事業戦略の柱とし、更なる市場拡大が見込まれる電子署名・電子契約サービスやクラウド運用のマネージドサービスをはじめ、次の成長に向けて分社化したカークラウド事業等、成長性のある分野に注力し、新規サービスの収益化に向けた施策に取り組むことで、更なる事業拡大を目指してまいります。

2020年12月期の通期連結業績予想については、売上高13,691百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益1,542百万円(前年同期比7.1%増)、経常利益1,570百万円(前年同月比5.7%増)、親会社に帰属する当期純利益1,132百万円(前年同期比5.5%増)となる見通しです。

チャート推移

stock investment tenbagger04-01

2020年2月に決算発表と決算説明会があり、3月に定時株主総会

その後4月に入ったところから急上昇し、10月中旬にテンバガー達成

2020年1月6日の安値「2,453円」

2020年10月12日の高値「14,210円」

まとめ

2019年の有価証券報告書からの情報で「時価総額」「年平均成長率」「株価売上高倍率」「PEGレシオ」を計算しました

このうち「時価総額」以外は該当していない状態

そんななか2020年4月から株価が急上昇して10月にテンバガー達成

2020年3月に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法が影響した?

もしくは3月31日のプレスリリース「GMOクラウドの「GMO電子契約サービスAgree」 契約締結時に請求・支払い(決済)まで実行できるオプション機能を提供開始」が影響した?