2018年にテンバガー銘柄になった「エクストリーム」について

stock investment tenbagger09 テンバガー達成銘柄の考察

エクストリーム(6033)は2018年に10倍株銘柄、テンバガーを達成しています

そこでこの記事では、エクストリームの株価が上がり始めた頃を分析していきます

テンバガー達成した時の市場は東証マザーズ

事業内容

  • デジタル人材事業
  • 受託開発事業
  • コンテンツプロパティ事業(IP事業)

ビジネスモデル

デジタル人材事業

サービス
  • Webサイト開発
  • IT業務系システム開発
  • ゲームコンテンツ開発
  • デジタルクリエイターがクライアントに常駐しソリューション機能を提供

受託開発事業

サービス
  • BtoB事業
  • IoT、ビッグデータを活用し事業の成長をサポート

IP事業

サービス
  • デジタルクリエイターが保有する企画力、技術力、デザイン力、販売力、運営力を活かしてPCやスマホのゲームタイトルの制作・開発・配信を行う

2018年度の有価証券報告書

テンバガーを達成したのは2018年8月なので、その前までの情報で数字を出して見ます

連結

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
2017 3,289 113.02
2018 3,261 -0.85 69.19

※2017年より連結しているのでそれ以前の連結財務諸表はない

提出会社

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
2014 1,332 -15.57
2015 1,667 25.2 57.52
2016 2,403 44.2 51.0
2017 2,645 10.1 105.8
2018 2,726 3.1 76.22

銘柄選定

時価総額

時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数

決算短信がでた2018年5月14日の株価は「625円」

またその時の発行済株式総数は「2,546,200」

そうすると

「625 x 2,546,200 = 1,591,375,000」

2018年5月時点での時価総額は「約15.9億

売上高成長率(年平均成長率)

売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100

減益は許容するが減収は許容しない

CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング

(2018年の売上高)/(2017年の売上高)で出された数値に√を2度

「3,261 / 3,289 = 0.99」

「0.99」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

年平均成長率は「-0.25%

ちなみに提出会社の場合は5期分あるので計算してみると「19.7%」でした

株価売上高倍率(PSR)

PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高

時価総額「15.9億」に対して売上高「32.6億」

つまり

株価売上高倍率は「0.49倍

PEGレシオ

PEGレシオ = PER / EPS成長率

PER = 株価 x 1株当たり当期純利益

ということで、「625 / 69.19 = 9.03」

EPS成長率の計算式は以下の通り

EPS成長率

この計算式に当てはめるとEPS成長率は「-0.388」つまり「-38.8%」

。。。

PEGレシオは「EPS成長率がマイナスなので計測不能

銘柄選定まとめ

この時のエクストリームのステータスは以下の通り

項目
時価総額 15.9億
年平均成長率 -0.25%
株価売上高倍率 0.49倍
PEGレシオ

そして以下がスクリーニングの例

項目 例1 例2 例3
時価総額 100億円以下 300億円以下 500億円以下
年平均成長率 30%以上 20%以上 10%以上
株価売上高倍率 1倍以下 2倍以下 3倍以下
PEGレシオ 1倍以下 1.5倍以下 2倍以下

2018年3月期の決算短信

株価が2018年7月末頃から上昇し始めているので、2018年3月期の決算短信の時に出していた業績予想を見てみます

2020年12月期の業績予想

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
通期 5,690 74.5 37.07

「営業利益」と「経常利益」は以下の通り

年度 営業利益(百万円) 前年比(%) 経常利益(百万円) 前年比(%)
通期 163 -44.6 165 -44.6

今後の見通し

引き続き「まじめに面白いを創る会社。未来の楽しいを造る会社。」を企業コンセプトに、「クリエイター&エンジニアのプロダクションカンパニー」を標榜し、「ソリューション事業」と「コンテンツプロパティ事業」を有機的に結び付けることで、経営基盤の安定化を確保しながら、高い成長性を実現すべく、スピード・クオリティ・チャレンジの行動指針を常に実行しながら事業展開を図ってまいります。

また、当社グループは中長期的な成長に向け、当社社員が保有する技術力をシームレスに展開できるインターネットサービス関連企業をはじめ、通信・小売・サービスなどの企業への参入も積極的に推進し、子会社化した株式会社EPARKテクノロジーズとともに、当社の事業戦略の幅を広げてまいります。

加えて、優秀なクリエイター&エンジニアの安定確保のため、採用活動及びコーポレート・ブランディングを一層強化してまいります。

具体的な今後の見通しについては以下のとおりであります。

(売上高)
ソリューション事業における人材ソリューションサービスについては、部門毎の前期末稼働プロジェクト数をベースに、当期採用予定数及び離職率予想などを勘案して算出し、合理的な積み上げ予測に基づいて推定される収益を予想値としております。

具体的には当期首395プロジェクトを起点に、当期末669プロジェクトまで月次稼働プロジェクト数が推移すると見込んでおります。

また、稼働単価につきましては、期首603千円を起点に期末580千円へ推移すると見込んでおります。

既存社員の稼働単価は過去実績及び需給環境を勘案し、期首~期末にかけて13千円程度の単価上昇を想定しておりますが、新規採用社員については、稼働単価が既存社員を下回ること、期首から期末にかけて新規採用社員数が増加していくことを想定しているため、人材ソリューションサービス全般においては期首~期末にかけて一時的に稼働単価が下落する予想をしております。

受託開発サービス(顧客常駐型)については、部門毎の前期末受注実績数をベースに、当期受注予定数を勘案して算出し、合理的な積み上げ予測に基づいて推定される収益を予想値としております。

持ち帰り型の受託開発サービスにつきましては、前期における受注実績をベースに、新規・保守案件に大別し、新規案件は期末時点での受注済み案件及び受注確度が高い案件の積み上げにより、予想値を算出しております。

保守案件については、前期末時点において継続中の案件及び1契約当たりの契約金額を抽出し、その積み上げによって予想値を算出しております。

なお、平成30年5月11日付にて子会社化した株式会社EPARKテクノロジーズ(以下、子会社)における売上高については、株式会社EPARKと株式会社EPARKテクノロジーズとの間で締結された業務委託契約の内容を勘案し予想値を算出しております。

コンテンツプロパティ事業につきましては、ライセンス事業が主な収益源となっておりますが、前期におけるライセンス契約の締結数、一契約当たりの契約金額を参考に算出した数値を予想値としております。

以上の取り組みにより、売上高は5,690百万円(前年同期比74.5%増)を見込んでおります。

なお、両事業の売上構成比につきましては、ソリューション事業99%、コンテンツプロパティ事業1%を見込んでおります。

(営業利益)
営業利益につきましては、売上原価、販売費及び一般管理費を踏まえて算出した金額を予想値としております。

ソリューション事業における売上原価につきましては、1プロジェクト当たりの受注金額に対する労務費割合を主要な原価として見積もり算出しております。

コンテンツプロパティ事業における売上原価につきましては、過去実績値を元に、プロジェクトに係る労務費、外注加工費、支払手数料、通信費等を算定しております。

ソリューション事業における販売費及び一般管理費につきましては、営業社員の労務費、年間採用計画に基づいた採用媒体への広告費及び人材紹介会社への人材紹介手数料などを勘案し、算出しております。

コンテンツプロパティ事業における販売費及び一般管理費につきましては、過去実績値を元に広告宣伝費、決済手数料等をベースに予想値を算出しております。

減価償却費については、ソフトウェアの開発計画、固定資産の取得予定等、設備投資計画に基づき発生する費用を見積もり、予想値を算出しております。

以上の取り組みにより、営業利益は163百万円(前年同期比44.6%減)を見込んでおります。

(経常利益)
経常利益につきましては、当期に発生が見込まれる営業外収益及び営業外費用を勘案し、予想値を算出しております。

営業外収益については、投資有価証券等による有価証券利息の発生を見込んでおります。

営業外費用については、借入金による支払利息の発生を見込んでおります。

以上の取り組みにより、経常利益は165百万円(前年同期比44.6%減)を見込んでおります。

(親会社株主に帰属する当期純利益)
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、予想値を算定する上で発生が見込まれる特別損益及び税金等調整前当期純利益の予想値に基づき算出した法人税、住民税及び事業税を勘案して算出した金額を予想値としており、100百万円(前年同期比42.8%減)を見込んでおります。

チャート推移

stock investment tenbagger09-01

決算短信が出たあたりでの安値「610円」

2018年8月27日の高値「6,290円」

「PER vs PBR」2次元グラフ

stock investment tenbagger09-02

2018年5月14日の「終値」を参考にしています

銘柄 株価 1株当たり純利益 1株当たり純資産 PER PBR
エクストリーム 625 69.19 493.81 9.03 1.27
アルトナー 1,267 9.53 369.62 132.95 3.43
ジェイテック 232 3.93 97.2 59.03 2.39
ビーブレイクシステムズ 3,170 97.87 677.17 32.39 4.68