Chatwork(4448)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、Chatworkは継続的に成長していくのかを分析していきます
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証マザーズ[/voice]
事業内容
[aside type=”boader”]- Chatworkの開発・運営
- ソフトウェア販売(ESETセキュリティソフト)
ビジネスモデル
Chatwork事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- ビジネスチャットツール「Chatwork」の開発及びサービスの提供
- 広告サービスの提供並びに「Chatwork」をサービスプラットフォームとして活用した各種サービスの提供
「Chatwork」は基本となる「チャット」機能に加えて、「タスク管理」「ファイル管理」及び「音声又はビデオ通話(会議)」といったビジネスコミュニケーションに必要とされる各種機能をワンストップで提供
セキュリティ事業
[box class=”glay_box” title=”主なサービス”]- ESET社の提供するセキュリティ対策ソフトウェア「ESET」の日本国内総販売代理店(一次代理店)であるキヤノンITソリューションズ株式会社の二次代理店としてWebを介した通信販売
有価証券報告書
概況
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2016 | 695 | – | -17.77 |
2017 | 968 | 39.28 | -6.47 |
2018 | 1,302 | 34.50 | -3.08 |
2019 | 1,815 | 39.40 | 1.70 |
2020 | 2,424 | 33.55 | 5.68 |
銘柄選定
時価総額
[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数[/aside]
2020年12月期の有価証券報告書が出されたのが3月29日なので、その時の終値を見ると「1,229円」
またその時の発行済株式総数は「36,880,640」
そうすると
「1,229 x 36,880,640 = 45,326,306,560」
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約453億」[/voice]
売上高成長率(年平均成長率)
[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100[/aside]
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
[aside] (2020年の売上高)/(2016年の売上高)で出された数値に√を2度[/aside]
「2,424 / 695 = 3.49」
「3.49」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「36.68%」[/voice]
株価売上高倍率(PSR)
[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高[/aside]
時価総額「453億」に対して売上高「24億」
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「18.88倍」[/voice]
PEGレシオ
[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]
ということでPERは「1,229 / 5.68 = 216.37」
EPS成長率の計算式は以下の通り
2016年度の1株当たり当期純利益がマイナス
。。。
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEGレシオは「計算できません」[/voice]
銘柄選定まとめ
現在のChatworkのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 453億 |
年平均成長率 | 36.68% |
株価売上高倍率 | 18.88倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2021年12月期の業績予想
2021年12月期の業績予想におきましては、競合・市場環境に対応し、機動的な投資判断が必要との観点から、具体的な金額予想は開示しない方針とさせて頂きます。
なお、当期につきましても、Chatwork事業の売上高成長を引き続き最重要の経営目標としつつ、Chatwork事業の売上高で前事業年度比35%以上、全体売上高では前事業年度比30%以
上の成長を目標としております。詳細は添付資料P.3「1.経営成績の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
2020年の売上高が「2,424」だったので、仮に35%アップとするなら2021年は「3,272.4」
今後の見通し
2021年12月期におきましては、前事業年度に引き続きChatwork事業の売上高成長率の向上を第一優先とすることが当社の企業価値向上にとって最優先であると考えております。
上記の考え方に基づき、売上高につきましては、Chatwork事業で前事業年度比35%以上、セキュリティ事業は市場環境により前事業年度比微減を想定し、全体売上高で前事業年度比30%以上の成長を目標にしております。
また、当社サービス「Chatwork」における販売体制強化、及びプラットフォーム化の展開を加速し、継続的な機能追加による「Chatwork」の付加価値向上を行い、全社としての成長を更に加速したいと考えております。
なお、営業利益以下の各段階利益については競合・市場環境に対応し、機動的な投資判断が必要との観点から、具体的な金額の予想は開示しておりません。
「PER vs PBR」2次元グラフ
2021年7月9日の「終値」を参考にしています
銘柄 | 株価 | 1株当たり純利益 | 1株当たり純資産 | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
Chatwork | 1,031 | 5.68 | 48.54 | 181.51 | 21.24 |
ブイキューブ | 2,351 | 47.1 | 156.41 | 49.92 | 15.03 |
HENNGE | 3,575 | 22.58 | 113.85 | 158.33 | 31.4 |
アイネット | 1,444 | 93.62 | 1,014.82 | 15.42 | 1.42 |
チャート推移
2020年1月6日の安値「976円」
2020年12月28日の高値「1,285円」
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