エーアンドエーマテリアル(5391)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、エーアンドエーマテリアルは継続的に成長していくのかを分析していきます
市場はスタンダード
有価証券報告書
概況
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2018 | 39,208 | – | 181.8 |
2019 | 41,286 | 5.30 | 258.88 |
2020 | 42,761 | 3.57 | 261.22 |
2021 | 37,204 | -13.0 | 95.35 |
2022 | 35,923 | -3.44 | 125.37 |
銘柄選定
時価総額
時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数
2023年2月27日の終値が「953円」
また発行済株式総数は「7,778,000」
そうすると
「953 x 7,778,000 = 7,412,434,000」
時価総額は「約74億」
売上高成長率(年平均成長率)
売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
(2022年の売上高)/(2018年の売上高)で出された数値に√を2度
「35,923 / 39,208 = 0.92」
「0.92」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
年平均成長率は「-2.16%」
株価売上高倍率(PSR)
PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高
時価総額「74億」に対して売上高「359億」
つまり
株価売上高倍率は「0.21倍」
PEGレシオ
PEGレシオ = PER / EPS成長率
PER = 株価 x 1株当たり当期純利益
ということで、「953 / 125.37 = 7.6」
EPS成長率の計算式は以下の通り
この計算式に当てはめるとEPS成長率は「マイナス」
。。。
つまり
PEGレシオは「計測不可能」
銘柄選定まとめ
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 74億 |
年平均成長率 | -2.16% |
株価売上高倍率 | 0.21倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2023年の業績予想
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
通期 | 40,000 | 11.3 | 130.7 |
「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り
年度 | 営業利益(百万円) | 前年比(%) | 経常利益(百万円) | 前年比(%) | 当期純利益(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
通期 | 1,600 | 11.1 | 1,600 | 2.4 | 1,000 | 4.3 |
今後の見通し
今後の経済見通しにつきましては、新型コロナウイルスの感染対策を講じることで経済活動が回復することが期待されますが、感染再拡大が懸念されると共に、ウクライナ情勢を背景とした資源・エネルギー価格の高騰等、不透明な状況が続くことが予想されます。
当社グループを取り巻く環境におきましても、新型コロナウイルスの影響を受け延期となっていた工事が再開し、受注の増加が見込まれる一方、原材料価格の高騰等が経営成績に影響を及ぼすことが懸念されます。
このような状況のなか、当社グループは、「2023中期経営計画(2021年度~2023年度)」の2年目を迎え、グループスローガンである「次への飛躍を目指し、あらゆる生産性を向上する」に基づき、コロナ禍前の利益水準への早期回復に取り組んでまいります。
以上に基づき、2023年3月期通期の連結業績予想につきましては、売上高40,000百万円、営業利益1,600百万円、経常利益1,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円を見込んでおります。
株式会社エーアンドエーマテリアル「2022年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」より