ココナラ(4176)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、ココナラは継続的に成長していくのかを分析していきます

事業内容
- スキルマーケット「ココナラ」の運営・開発
- 弁護士相談サイト「ココナラ法律相談」の運営・開発
- 対面サービスのマーケット「ココナラミーツ」の運営・開発
ビジネスモデル
ココナラ事業
- 「知識・スキル・経験」を売り買いできるスキルマーケットの運営
法人向け機能も充実しているのでビジネスからプライベートまで利用可能
また、お願いしたい案件の「募集」「提案」も可能
- 一人ひとりにあった弁護士が見つかる検索メディアの運営
「Q&A」機能を活用した情報収集も可能
- くらべて予約 対面サービスのマーケット
有価証券報告書
連結
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2022 | 3,837 | – | -21.6 |
非連結
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2018 | 769 | 99.22 | 2.57 |
2019 | 1,138 | 47.98 | -56.80 |
2020 | 1,776 | 56.06 | -4.59 |
2021 | 2,746 | 54.62 | 1.93 |
2022 | 3,837 | 39.73 | -21.6 |
※2018年10月25日付で、株式1株につき600株の分割を反映。
銘柄選定
時価総額
2022年10月13日の終値で「427円」
また発行済株式総数は「23,546,600」
そうすると
「427 x 23,546,600 = 10,054,398,200」

売上高成長率(年平均成長率)
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
「3,837 / 769 = 4.99」
「4.99」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

株価売上高倍率(PSR)
時価総額「100億」に対して売上高「38.3億」
つまり

PEGレシオ
PER = 株価 x 1株当たり当期純利益
ということで、「427 / -21.6 = 計測不可能」
EPS成長率の計算式は以下の通り

この計算式に当てはめるとPERが計れないのでEPS成長率は計測不可能
。。。
つまり

銘柄選定まとめ
現在のココナラのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 100億 |
年平均成長率 | 49.4% |
株価売上高倍率 | 2.62倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2023年8月期の業績予想
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
通期 | 4,800 | 25.1 | -27.39 |
「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り
年度 | 営業利益(百万円) | 前年比(%) | 経常利益(百万円) | 前年比(%) | 当期純利益(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
通期 | -700 | – | -700 | – | -645 | – |
今後の見通し
今後の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や、ウクライナ問題の長期化や原油価格の高騰、米国金融政策に伴う金融市場の変動等、引き続き不透明な状況が継続すると考えております。
このような環境において、当社は短期的なトップライン成長ではなく中長期的な観点で高い成長率を実現できるよう、プロダクト開発およびマーケティング投資を継続していきます。
また、ココナラ経済圏実現に向けて新規事業についても本格的に着手いたします。
以上により、2023年8月期の連結通期業績につきましては、営業収益4,800,000千円(前期比25.1%増)、営業損失700,000千円(前期は552,669千円の営業損失)、経常損失700,000千円(前期は518,660千円の経常損失)、親会社に帰属する当期純損失645,000千円(前期は501,745千円の親会社に帰属する当期純損失)を見込んでおります。
株式会社ココナラ「2022年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)」より
ココナラの将来性
キャッシュフロー

単位:千円
決算年月 | 営業活動 | 投資活動 | 財務活動 |
---|---|---|---|
2019年8月 | -1,007,219 | -7,375 | 1,349,125 |
2020年8月 | 274,373 | -190,485 | 460,000 |
2021年8月 | 764,335 | -115,826 | 1,386,215 |
2022年8月(連結) | -419,000 | -487,000 | 638,000 |
従業員数
決算年月 | 従業員数 | 前年比 |
---|---|---|
2018年8月 | 48 | – |
2019年8月 | 65 | 17 |
2020年8月 | 93 | 28 |
2021年8月 | 136 | 43 |
2022年8月(連結) | 153 | 17 |
資産
単位:千円
決算年月 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 |
---|---|---|---|
2018年8月 | 124,965 | 627,278 | 19.9 |
2019年8月 | 265,508 | 1,104,155 | 24 |
2020年8月 | 171,507 | 1,945,118 | 8.8 |
2021年8月 | 2,328,805 | 4,058,327 | 57.4 |
2022年8月(連結) | 2,437,000 | 4,327,000 | 45.8 |
時間

「PER vs PBR」2次元グラフ

2022年10月13日の「終値」を参考にしています
銘柄 | 株価 | 1株当たり純利益 | 1株当たり純資産 | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
ココナラ | 427 | -21.6 | 103.53 | – | 4.12 |
i-plug | 1,952 | 65.11 | 364.89 | 29.98 | 5.35 |
クラウドワークス | 1,517 | 40.84 | 247.53 | 37.14 | 6.13 |
ポート | 906 | 29.03 | 209.27 | 31.21 | 4.33 |
チャート推移

安値「417円」
高値「1,626円」
