10倍株になるかもしれない銘柄を探す【コーセル編】

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コーセル(6905)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?

株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります

そこでこの記事では、コーセルは継続的に成長していくのかを分析していきます

市場は東証プライム

目次

有価証券報告書

概況

連結

年度売上高(百万円)前年比(%)1株当たり当期純利益
201826,59418.390.71
201927,8764.859.41
202023,865-14.48.73
202127,02013.231.07
202228,0773.9155.5

銘柄選定

時価総額

時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数

2022年5月期の決算短信が提出されたのが2022年6月15日ですが、この記事を更新しているのが8月27日なのでその前日の終値「890円」を使用

またその時の発行済株式総数は「35,712,000」

そうすると

「890 x 35,712,000 = 31,783,680,000」

時価総額は「約317億

売上高成長率(年平均成長率)

売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100

減益は許容するが減収は許容しない

CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング

(2022年の売上高)/(2018年の売上高)で出された数値に√を2度

「28,077 / 26,594 = 1.06」

「1.06」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

年平均成長率は「1.46%

株価売上高倍率(PSR)

PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高

時価総額「317億」に対して売上高「280億」

つまり

株価売上高倍率は「1.13倍

PEGレシオ

PEGレシオ = PER / EPS成長率

PER = 株価 / 1株当たり当期純利益

ということでPERは「890 / 55.5 = 16.04」

EPS成長率の計算式は以下の通り

EPS成長率

この計算式に当てはめるとEPS成長率は「-0.12」つまり「-12%」

。。。

つまり

PEGレシオは「分母がマイナスになるので計測不可能

銘柄選定まとめ

現在のコーセルのステータスは以下の通り

項目
時価総額317億
年平均成長率1.46%
株価売上高倍率1.13倍
PEGレシオ

そして以下がスクリーニングの例

項目例1例2例3
時価総額100億円以下300億円以下500億円以下
年平均成長率30%以上20%以上10%以上
株価売上高倍率1倍以下2倍以下3倍以下
PEGレシオ1倍以下1.5倍以下2倍以下

2023年5月期の連結業績予想

年度売上高(百万円)前年比(%)1株当たり当期純利益
第2四半期(累計)15,59012.928.4
通期31,22014.867.79

「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り

年度営業利益(百万円)前年比(%)経常利益(百万円)前年比(%)当期純利益(百万円)前年比(%)
第2四半期(累計)1,400-9.01,440-6.09702.3
通期3,25015.63,30010.62,31522.1

今後の見通し

今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症再拡大の懸念は残るものの、ワクチン接種の進展や各国の経済対策によって、回復基調が継続するものと思われます。

一方で、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う地政学リスクの高まり、中国におけるゼロコロナ政策に伴う都市封鎖など世界経済の不確実性や、国際政治情勢の混迷が強まっており、予断を許さない状況が続くものと思われます。

当社グループが属するスイッチング電源市場を取り巻く環境としては、IoT、AI、5G分野の広がりによって、半導体製造装置を中心にFA関連機器、通信機器関連等の需要が堅調に推移すると想定しております。

このような環境の下で、当社グループは経営理念である「品質至上」を核に、品質保証体制の強化と受注変動に強いものづくり体制の構築、新製品開発力強化に取り組むとともに、売上拡大に向けて、顧客密着営業活動と新製品拡販活動に注力してまいります。

次期の連結業績の見通しにつきましては、売上高322億20百万円、経常利益33億円、親会社株主に帰属する当期純利益23億15百万円を予想しております。

コーセル株式会社「2022年5月期決算短信〔日本基準〕(連結)」より

コーセルの将来性

キャッシュフロー

stock investment analytics32-03

単位:千円

決算年月営業活動投資活動財務活動
2018年5月2,348,8562,927,675-1,155,100
2019年5月3,760,547-3,825,493-2,818,461
2020年5月3,022,941219,663-1,825,285
2021年5月2,436,6062,729,708-816,147
2022年5月-1,021,8901,933,745-1,348,053

従業員数

決算年月従業員数前年比
2018年5月539
2019年5月680141
2020年5月6855
2021年5月69813
2022年5月690-8

資産

単位:千円

決算年月純資産総資産自己資本比率
2018年5月40,041,97245,137,07188.7
2019年5月40,117,97244,295,61090.5
2020年5月38,271,16342,291,55390.4
2021年5月39,354,44344,506,46788.3
2022年5月40,939,76245,722,44989.4

時間

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「PER vs PBR」2次元グラフ

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2022年8月25日の「終値」を参考にしています

銘柄株価1株当たり純利益1株当たり純資産PERPBR
コーセル89055.511,198.9616.030.74
タムラ製作所751-1.02607.891.24
菊水電子99785.131,309.0011.710.76
日本抵抗器製作所97640.301,226.5524.220.80

チャート推移

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安値「731円」

高値「908円」

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