10倍株になるかもしれない銘柄を探す【マクニカ編】

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マクニカ(3132)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?

株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります

そこでこの記事では、マクニカは継続的に成長していくのかを分析していきます

市場は東証プライム

目次

有価証券報告書

概況

連結

年度売上高(百万円)前年比(%)1株当たり当期純利益
2018504,085206.08
2019524,2354.00142.03
2020521,193-0.5890.14
2021553,9626.29175.39
2022761,82337.52414.89

銘柄選定

時価総額

時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数

2022年3月期の決算短信が提出されたのが2022年5月9日ですが、この記事を更新しているのが8月28日なので25日の終値「2,857円」を使用

またその時の発行済株式総数は「63,030,582」

そうすると

「2,857 x 63,030,582 = 180,078,372,774」

時価総額は「約1,800億

売上高成長率(年平均成長率)

売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100

減益は許容するが減収は許容しない

CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング

(2022年の売上高)/(2018年の売上高)で出された数値に√を2度

「761,823 / 504,085 = 1.51」

「1.51」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

年平均成長率は「10.85%

株価売上高倍率(PSR)

PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高

時価総額「1,800億」に対して売上高「7,618億」

つまり

株価売上高倍率は「0.24倍

PEGレシオ

PEGレシオ = PER / EPS成長率

PER = 株価 / 1株当たり当期純利益

ということでPERは「2,857 / 414.89 = 6.89」

EPS成長率の計算式は以下の通り

EPS成長率

この計算式に当てはめるとEPS成長率は「0.19」つまり「19%」

。。。

つまり

PEGレシオは「0.36

銘柄選定まとめ

現在のマクニカのステータスは以下の通り

項目
時価総額1,800億
年平均成長率10.85%
株価売上高倍率0.24倍
PEGレシオ0.36

そして以下がスクリーニングの例

項目例1例2例3
時価総額100億円以下300億円以下500億円以下
年平均成長率30%以上20%以上10%以上
株価売上高倍率1倍以下2倍以下3倍以下
PEGレシオ1倍以下1.5倍以下2倍以下

2023年3月期の連結業績予想

年度売上高(百万円)前年比(%)1株当たり当期純利益
第2四半期(累計)407,00012.3208.95
通期830,0008.9417.90

「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り

年度営業利益(百万円)前年比(%)経常利益(百万円)前年比(%)当期純利益(百万円)前年比(%)
第2四半期(累計)19,50026.319,20025.113,0008.4
通期39,0006.238,4008.226,0000.8

今後の見通し

次連結会計年度の見通しにつきましては、ウクライナ情勢や中国でのゼロコロナ政策等により不透明な状況となっております。

このような環境の中、集積回路及び電子デバイスその他事業につきましては、半導体不足などサプライチェーンの混乱もありますが、産業機器や通信インフラ、車載市場など幅広い市場にて需要の継続が見込まれております。

ネットワーク事業におきましては、クラウド利活用の進展やエンドポイントセキュリティ市場が大企業中心から裾野が拡大することを背景に、ソフトウェアの需要の継続が見込まれています。

以上により、次連結会計年度の見通しにつきましては、売上高は830,000百万円、営業利益は39,000百万円、経常利益は38,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は26,000百万円を見込んでおります。

マクニカ株式会社「2022年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」より

マクニカの将来性

キャッシュフロー

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単位:百万円

決算年月営業活動投資活動財務活動
2018年3月-28,595-1,80443,699
2019年3月-30,173-7,25121,916
2020年3月45,770-8,919-35,797
2021年3月38,076-2,181-26,189
2022年3月-15,534-1,65314,368

従業員数

決算年月従業員数前年比
2018年月3,114
2019年3月3,363249
2020年3月3,45390
2021年3月3,51360
2022年3月3,925412

資産

単位:百万円

決算年月純資産総資産自己資本比率
2018年3月128,213266,73847.1
2019年3月135,399299,25944.2
2020年3月135,551263,24750.2
2021年3月146,010269,59052.7
2022年3月179,764362,58446.9

時間

2024

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2030

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「PER vs PBR」2次元グラフ

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2022年8月25日の「終値」を参考にしています

銘柄株価1株当たり純利益1株当たり純資産PERPBR
マクニカ2,857414.892,734.556.891.04
菱洋エレクトロ2,256103.942,130.4721.71.06
高千穂交易2,26798.611,680.7322.991.35
丸文78593.261,634.268.420.48

チャート推移

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安値「2,301円」

高値「3,050円」

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