10倍株になるかもしれない銘柄を探す【日本ファルコム編】

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日本ファルコム(3723)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?

株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります

そこでこの記事では、日本ファルコムは継続的に成長していくのかを分析していきます

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証マザーズ
[/voice]

目次

事業内容

[aside type=”boader”]
  • 自社タイトルゲームソフトの開発・制作
  • ミュージックタイトル・ビデオタイトルの制作
  • オリジナルゲームソフトの企画
  • ゲームソフトおよび関連商品の販売
  • 各種ライセンス提供
[/aside]

ビジネスモデル

[aside type=”boader” title=”サービス”] [/aside]

有価証券報告書

概況

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
2016 1,464 37.64
2017 2,056 40.44 62.51
2018 2,357 14.64 81.41
2019 2,454 4.12 97.88
2020 2,496 1.71 85.19

銘柄選定

時価総額

[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数
[/aside]

2021年6月18日の終値「1,457円」

またその時の発行済株式総数は「10,280,000」

そうすると

「1,457 x 10,280,000 = 14,977,960,000」

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約149億
[/voice]

売上高成長率(年平均成長率)

[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100
[/aside]

減益は許容するが減収は許容しない

CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング

[aside] (2020年の売上高)/(2016年の売上高)で出された数値に√を2度
[/aside]

「2,496 / 1,464 = 1.70」

「1.70」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「14.2%
[/voice]

株価売上高倍率(PSR)

[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高
[/aside]

時価総額「149億」に対して売上高「25億」

つまり

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「5.96倍
[/voice]

PEGレシオ

[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率
[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]

ということでPERは「1,457 / 85.19 = 17.1」

EPS成長率の計算式は以下の通り

EPS成長率

この計算式に当てはめるとEPS成長率は「0.23」つまり「23%」

。。。

つまり

[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEFレシオは「0.74
[/voice]

銘柄選定まとめ

現在の日本ファルコムのステータスは以下の通り

項目
時価総額 149億
年平均成長率 14.2%
株価売上高倍率 5.96倍
PEGレシオ 0.74

そして以下がスクリーニングの例

項目 例1 例2 例3
時価総額 100億円以下 300億円以下 500億円以下
年平均成長率 30%以上 20%以上 10%以上
株価売上高倍率 1倍以下 2倍以下 3倍以下
PEGレシオ 1倍以下 1.5倍以下 2倍以下

2020年9月期有価証券報告書での今後の見通し

次期におきましては、PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 閃の軌跡III スーパープライス」や「英雄伝説閃の軌跡IV スーパープライス」、Nintendo S witch向けには「英雄伝説 閃の軌跡I:改」、「英雄伝説 閃の軌跡II:改」、「イース オリジン」などを発売いたします。

北米欧州・アジア地域には、PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説 閃の軌跡IV」英語版やNintendo S witch版「イース オリジン」のほか、特にアジア方面では、Nintendo S witch向けに「英雄伝説 零の軌跡:改」「英雄伝説 碧の軌跡:改」の繁体字中国語版及び韓国語版や、「英雄伝説 閃の軌跡I:改」「英雄伝説 閃の軌跡II:改」「英雄伝説 閃の軌跡III」「英雄伝説 閃の軌跡IV」といった「閃の軌跡」シリーズタイトルのNintendo S witchやPCゲームのSteam向けにそれぞれ繁体字中国語版及び韓国語版を発売いたします。

その他、「英雄伝説 創の軌跡 オリジナルサウンドトラック」や「Falcomアクースティックス2」などの音楽アルバムの発売、音楽配信についても国内だけでなくアジアを含めた海外に向けて配信いたします。

そして、当社は来年で創立40周年を迎え、創立40周年記念タイトルとして、完全新作の「軌跡」シリーズ最新作を含めた複数タイトルを家庭用ゲーム機向けに発売する予定です。

「軌跡」シリーズは、「日本ゲーム大賞 優秀賞」「日本ゲーム大賞 フューチャー部門」「ファミ通アワード」「プレイステーションアワード ユーザーズチョイス賞」など、多くの受賞歴があり、シリーズ累計販売数が500万本を超える当社代表作の1つです。

当社ゲームコンテンツを、日本・北米欧州・アジア地域へワールドワイドに向けて、様々なゲーム機やスマートフォンアプリ等へと展開し、保有するIPコンテンツを積極的に活用するとともに、引き続き「軌跡」「イース」シリーズを含めた、新たなチャレンジとなる新規タイトルの制作も進めながら、今後も魅力的なゲームコンテンツを提供してまいります。

2021年9月期の業績見通しにつきましては、売上高2,500百万円(前期比0.1%増)、営業利益1,300百万円(前期比3.7%減)、経常利益1,300百万円(前期比3.9%減)、当期純利益860百万円(前期比1.8%減)を見込んでおります。

当社の業績推移の特徴としましては、新製品の発売月に売上高が集中する傾向にあります。

次期の売上見込みにつきましては、下半期の比率が高いことから、第2四半期の業績予想は、通期の業績予想に対して比重が低いものとなっております。

なお、新型コロナウイルス感染症につきましては、現時点において大きな影響はないものの、不確定な要素も多分に含んでおりますので、今後業績見通しの修正が必要となった場合には、速やかに公表いたします。

日本ファルコム株式会社「2020年9月期有価証券報告書」より

2021年9月期の業績予想

年度 売上高(百万円) 前年比(%) 1株当たり当期純利益
第2四半期(累計) 900 27.1 33.07
通期 2,500 0.1 83.66

「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り

年度 営業利益(百万円) 前年比(%) 経常利益(百万円) 前年比(%) 当期純利益(百万円) 前年比(%)
第2四半期(累計) 500 45.2 500 44.5 340 40.2
通期 1,300 -3.7 1,300 -3.9 860 -1.8

今後の見通し

次期におきましては、PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説閃の軌跡IIIスーパープライス」や「英雄伝説閃の軌跡IVスーパープライス」、NintendoSwitch向けには「英雄伝説閃の軌跡I:改」、「英雄伝説閃の軌跡II:改」、「イースオリジン」などを発売いたします。

北米欧州・アジア地域には、PlayStation4向けゲームソフト「英雄伝説閃の軌跡IV」英語版やNintendoSwitch版「イースオリジン」のほか、特にアジア方面では、NintendoSwitch向けに「英雄伝説零の軌跡:改」「英雄伝説碧の軌跡:改」の繁体字中国語版及び韓国語版や、「英雄伝説閃の軌跡I:改」「英雄伝説閃の軌跡II:改」「英雄伝説閃の軌跡III」「英雄伝説閃の軌跡IV」といった「閃の軌跡」シリーズタイトルのNintendoSwitchやPCゲームのSteam向けにそれぞれ繁体字中国語版及び韓国語版を発売いたします。

その他、「英雄伝説創の軌跡オリジナルサウンドトラック」や「Falcomアクースティックス2」などの音楽アルバムの発売、音楽配信についても国内だけでなくアジアを含めた海外に向けて配信いたします。

そして、当社は来年で創立40周年を迎え、創立40周年記念タイトルとして、完全新作の「軌跡」シリーズ最新作を含めた複数タイトルを家庭用ゲーム機向けに発売する予定です。

「軌跡」シリーズは、「日本ゲーム大賞優秀賞」「日本ゲーム大賞フューチャー部門」「ファミ通アワード」「プレイステーションアワードユーザーズチョイス賞」など、多くの受賞歴があり、シリーズ累計販売数が500万本を超える当社代表作の1つです。

当社ゲームコンテンツを、日本・北米欧州・アジア地域へワールドワイドに向けて、様々なゲーム機やスマートフォンアプリ等へと展開し、保有するIPコンテンツを積極的に活用するとともに、引き続き「軌跡」「イース」シリーズを含めた、新たなチャレンジとなる新規タイトルの制作も進めながら、今後も魅力的なゲームコンテンツを提供してまいります。

2021年9月期の業績見通しにつきましては、売上高2,500百万円(前期比0.1%増)、営業利益1,300百万円(前期比3.7%減)、経常利益1,300百万円(前期比3.9%減)、当期純利益860百万円(前期比1.8%減)を見込んでおります。

当社の業績推移の特徴としましては、新製品の発売月に売上高が集中する傾向にあります。

次期の売上見込みにつきましては、下半期の比率が高いことから、第2四半期の業績予想は、通期の業績予想に対して比重が低いものとなっております。

なお、新型コロナウイルス感染症につきましては、現時点において大きな影響はないものの、不確定な要素も多分に含んでおりますので、今後業績見通しの修正が必要となった場合には、速やかに公表いたします。

日本ファルコム株式会社「2020年9月期決算短信〔日本基準〕(非連結)」より

「PER vs PBR」2次元グラフ

stock investment analysis falcom chart

2021年6月19日の「終値」を参考にしています

銘柄 株価 1株当たり純利益 1株当たり純資産 PER PBR
日本ファルコム 1,452 85.19 663.55 17.04 2.19
日本電信電話 2,879 231.21 2,492.60 12.45 1.16
KDDI 3,549 275.69 1,906.35 12.87 1.86
大塚商会 5,810 229.42 1,367.76 25.32 4.25

チャート推移

stock investment analysis falcom chart01

安値「1,363円」

高値「1,707円」

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