オキサイド(6521)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、オキサイドは継続的に成長していくのかを分析していきます
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証マザーズ[/voice]
目次
事業内容
[aside type=”boader”]- 光学事業
ビジネスモデル
[box class=”glay_box” title=”光計測・新領域事業”]- 光学的ノイズ(スペックルノイズ)測定器
- 波長変換部品(デバイス)
- 光アイソレータ用単結晶
- 光電子分光装置向けレーザ
「光計測・新領域事業」では国内外の光計測機器・光学製品メーカー及び大学等研究機関に単結晶、光部品、レーザ光源及び光学測定装置の開発、製造、販売をしている
[box class=”glay_box” title=”半導体事業”]- 単結晶と単結晶を搭載したレーザはウエハ検査装置に搭載
- 搭載された単結晶、レーザの使用に応じて定期的なメンテナンス需要
「半導体事業」では半導体ウエハの検査装置メーカー向けの単結晶・レーザの開発・製造・販売を行っている
[box class=”glay_box” title=”ヘルスケア事業”]- 国内外のPET検査装置メーカーに販売
- 全身検査用PET検査装置におけるシンチレータ単結晶の世界市場の約20%シェアを獲得
- Open-PET検査装置に採用
- アルツハイマー型認知症診断への適用範囲拡大が見込まれている
「ヘルスケア事業」では、がんの診断に使用されるPET検査装置に搭載されるシンチレータ単結晶の開発、製造、販売を行っている
有価証券報告書
概況
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2015 | 1,420 | – | -121.13 |
2016 | 1,286 | -9.44 | -72.35 |
2017 | 1,775 | 38.02 | 23.12 |
2018 | 608 | -65.75 | -52.73 |
2019 | 2,609 | 329.11 | 40.04 |
2020 | 3,065 | 17.48 | 20.46 |
2020年11月27日付で普通株式1株につき500株の割合で株式分割を反映。
2017年度の第18期は決算期変更により2017年10月1日から2018年2月28日までの5ヶ月間となっている
銘柄選定
時価総額
[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数[/aside]
初値を「3,700円」と仮定する
また発行済株式総数は上場時に「4,531,500」の予定
そうすると
「3,700 x 4,531,500 = 16,766,550,000」
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約168億」[/voice]
売上高成長率(年平均成長率)
[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100[/aside]
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
[aside] (2020年の売上高)/(2015年の売上高)で出された数値に√を2度[/aside]
「3,065 / 1,420 = 2.16」
「2.16」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「21.23%」[/voice]
株価売上高倍率(PSR)
[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高[/aside]
時価総額「168億」に対して売上高「31億」
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「5.42倍」[/voice]
PEGレシオ
[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]
ということでPERは「3,700 / 20.46 = 180.84」
EPS成長率の計算式は以下の通り
。。。
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEGレシオは「2015年の1株当たり当期純利益がマイナスなので計算できません」[/voice]
まとめ
現在のオキサイドのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 168億 |
年平均成長率 | 21.23% |
株価売上高倍率 | 5.42倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
[/voice]