プロレドパートナーズ(7034)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、プロレドパートナーズは継続的に成長していくのかを分析していきます
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 市場は東証1部[/voice]
事業内容
[aside type=”boader”]- コンサルティング事業
ビジネスモデル
[aside type=”boader” title=”サービス”]- コストマネジメント
- セールスマネジメント
- その他の経営コンサルティング
有価証券報告書
概況
提出会社
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2016 | 515 | – | 8.26 |
2017 | 1,013 | 96.7 | 49.69 |
2018 | 1,651 | 63.0 | 57.21 |
2019 | 2,641 | 60.0 | 66.33 |
2020 | 3,270 | 23.8 | 79.69 |
※2020年10月期決算短信にて、「当連結会計年度は連結決算短信の作成初年度であり、また、連結子会社のみなし取得日を連結会計年度末日としていることから、当連結会計年度に おいては貸借対照表のみを連結しているため、連結経営成績については記載を省略」ということのようです
銘柄選定
時価総額
[aside type=”boader”] 時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数[/aside]
2020年10月期の決算短信が提出されたのが2020年12月15日なのでその時の終値「4,385円」
またその時の発行済株式総数は「11,169,600」
そうすると
「4,385 x 11,169,600 = 48,978,696,000」
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 時価総額は「約489億」[/voice]
売上高成長率(年平均成長率)
[aside type=”boader”] 売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100[/aside]
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
[aside] (2020年の売上高)/(2016年の売上高)で出された数値に√を2度[/aside]
「3,270 / 515 = 6.35」
「6.35」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 年平均成長率は「58.7%」[/voice]
株価売上高倍率(PSR)
[aside type=”boader”] PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高[/aside]
時価総額「489億」に対して売上高「32億」
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] 株価売上高倍率は「15.3倍」[/voice]
PEGレシオ
[aside type=”boader”] PEGレシオ = PER / EPS成長率[/aside] [aside] PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
[/aside]
ということでPERは「4,385 / 79.69 = 55.0」
EPS成長率の計算式は以下の通り
この計算式に当てはめるとEPS成長率は「0.76」つまり「76%」
。。。
つまり
[voice icon=”https://blogkouryaku.com/wp-content/uploads/2020/02/pictogram-presentation01.png” type=”l”] PEFレシオは「0.72」[/voice]
銘柄選定まとめ
現在のプロレドパートナーズのステータスは以下の通り
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 489億 |
年平均成長率 | 58.7% |
株価売上高倍率 | 15.3倍 |
PEGレシオ | 0.72 |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2021年10月期 第2四半期決算短信
2021年10月期の「連結」業績予想
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
通期 | 4,349 | – | 56.85 |
「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り
年度 | 営業利益(百万円) | 前年比(%) | 経常利益(百万円) | 前年比(%) | 当期純利益(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
通期 | 888 | – | 885 | – | 634 |
「連結業績予想の修正については通期業績予想の修正に関するお知らせ」を参照してくれとのことなので確認したところ、修正内容の理由が以下の通り
主な理由は、当社による新規プロダクト開発費用の発生によるものです。
現在、当社は「Pro-sign」という新たなプラットフォームの開発を開始し、コンサルティングのデジタル化・オートメーション化を通じて、企業のコスト管理にイノベーションをもたらすことを企図しております。
当社は、当該プラットフォームを用いて、Business Spend Management(BSM)と呼ばれる領域におけるSaaSサービスを提供することを計画しており、それにより、間接材コストを透明化し、コストの適正化とガバナンス強化を実現できるものと考えております。
当プラットフォームは、初期段階では当社コンサルの差別化、効率化を図るツールとしてコンサル案件でセット導入し、その後、提供機能をさらに強化し、単体のSaaSソリューションとして収益化を実現していくことを計画しております。
Pro-signにかかる成長戦略を実行すべく、前期に経験豊富なCTOが、当期にはエンジニア採用を推進するCHROが当社に参画しております。
顧客企業からの強い引き合いを受け、期初計画より開発投資を加速させた結果、当初計画していたDX関連予算を大幅に超過する見込みとなり、営業利益が376百万円、経常利益が376百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が261百万円減少する見通しとなっております。
(注)業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2020年10月期の決算短信の時の今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が国内経済に与える影響は大きく、国内経済は不透明な状況が続く見通しですが、国内経済は緩やかな回復が期待されております。
このような経済状況において、国内のビジネスコンサルティング市場におけるニーズは緩やかに上昇すると考えております。
以上を踏まえ、翌連結会計年度(2021年10月期)の業績見通しにつきましては、売上高4,349百万円、営業利益1,264百万円、経常利益1,261百万円、当期純利益895百万円を見込んでおります。
また、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
株式会社プロレドパートナーズ「2020年10月期決算短信〔日本基準〕(連結)」より
「PER vs PBR」2次元グラフ
2021年6月22日の「終値」を参考にしています
銘柄 | 株価 | 1株当たり純利益 | 1株当たり純資産 | PER | PBR |
---|---|---|---|---|---|
プロレドパートナーズ | 2,870 | 79.69 | 564.82 | 36.01 | 5.08 |
日本郵政 | 928 | 103.44 | 3,411.60 | 8.98 | 0.27 |
セコム | 8,610 | 342.17 | 4,958.18 | 25.16 | 1.74 |
サイバーエージェント | 2,342 | 52.41 | 709.81 | 44.69 | 3.30 |
チャート推移
安値「2,537円」
高値「3,940円」
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