Sharing Innovations(4178)は10倍株銘柄に成長する可能性があるのか?
株価が大きく上昇していくには「割安 x 成長 x モメンタム」が必要になります
そこでこの記事では、Sharing Innovationsは継続的に成長していくのかを分析していきます
市場は東証グロース
有価証券報告書
連結
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2018 | 676 | – | 29.88 |
2019 | 2,724 | 302.96 | 23.1 |
2020 | 3,782 | 38.84 | 48.08 |
2021 | 4,477 | 18.38 | 65.03 |
2022 | 5,189 | 15.90 | 25.93 |
銘柄選定
時価総額
時価総額 = 株価 x 発行済み株式総数
2023年2月22日の終値「969円」を使用
また発行済株式総数は「3,793,300」
そうすると
「969 x 3,793,300 = 3,675,707,700」
時価総額は「約36億」
売上高成長率(年平均成長率)
売上高成長率 = (当期売上高-前期売上高)/ 前期売上高 x 100
減益は許容するが減収は許容しない
CAGR(年平均成長率)10%以上、もしくは20%以上でスクリーニング
(2022年の売上高)/(2018年の売上高)で出された数値に√を2度
「5,189 / 676 = 7.68」
「7.68」に√を2度あてて出た数値に「-1」をして%を出すと
年平均成長率は「66.4%」
株価売上高倍率(PSR)
PSR(株価売上高倍率) = 時価総額 / 売上高
時価総額「36億」に対して売上高「51億」
つまり
株価売上高倍率は「0.71倍」
PEGレシオ
PEGレシオ = PER / EPS成長率
PER = 株価 / 1株当たり当期純利益
ということでPERは「969 / 25.93 = 37.37」
EPS成長率の計算式は以下の通り
この計算式に当てはめるとEPS成長率は「マイナス」
。。。
つまり
PEGレシオは「計測不可能」
銘柄選定まとめ
項目 | 値 |
---|---|
時価総額 | 36億 |
年平均成長率 | 66.4% |
株価売上高倍率 | 0.71倍 |
PEGレシオ | – |
そして以下がスクリーニングの例
項目 | 例1 | 例2 | 例3 |
---|---|---|---|
時価総額 | 100億円以下 | 300億円以下 | 500億円以下 |
年平均成長率 | 30%以上 | 20%以上 | 10%以上 |
株価売上高倍率 | 1倍以下 | 2倍以下 | 3倍以下 |
PEGレシオ | 1倍以下 | 1.5倍以下 | 2倍以下 |
2023年12月期の業績予想
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) | 1株当たり当期純利益 |
---|---|---|---|
2023 | 5,840 | 12.5 | 29.00 |
「営業利益」「経常利益」「当期純利益」は以下の通り
年度 | 営業利益(百万円) | 前年比(%) | 経常利益(百万円) | 前年比(%) | 当期純利益(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
通期 | 185 | 9.6 | 183 | 5.7 | 110 | 14.0 |
今後の見通し
IT人材不足の深刻化、デジタルトランスフォーメーション(DX)のトレンドの進展により、当社グループのメインとなるデジタルトランスフォーメーション事業は、引き続き良好な市場環境が見込まれます。
一方で、当社は当連結会計年度に引き続き、営業の体制強化、セールスフォース社との関係性強化、中堅エンジニア層強化による品質向上の構造改革に取り組んでまいります。
次期の業績見通しにつきましては、連結売上高は5,840百万円(前年同期比12.5%増)、連結営業利益は185百万円(同9.6%増)、連結経常利益は183百万円(同5.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は110百万円(同14.0%増)と予想しております。なお、上記予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づいており、実際の業績等は様々な不確定要素により異なる可能性があります。
株式会社Sharing Innovations「2022年12月期決算短信 日本基準 連結」より