TAKARA&COMPANY(7921)が発表した中期経営計画は達成する可能性があるのか?
どこまで計画されているのか、どれだけ確認できるのかが気になります
そこでこの記事では、TAKARA&COMPANYが発表した中期経営計画が現実に達成していくのかを分析していきます
経営計画のデータは「2020年5月期決算説明資料」を元にしています
目次
計画している目標
売上高
年度 | 売上高(百万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
2021 | 26,500 | 38.6 |
2022 | ||
2023 | 30,000 |
セグメント事業毎の内訳
売上高の内訳(単位:百万円)
年度 | ディスクロージャー関連 | 通訳・翻訳 |
---|---|---|
2021 | ||
2022 | ||
2023 | 20,000 | 10,000 |
達成に必要な経営指標
ディスクロージャー関連事業
基本方針
- 法廷開示領域での一掃の専門能力を高める
- 海外投資家向け情報開示の品質とリソースの強化
- 開示支援システムの一層の機能強化
- コンサルティング
- Web開示の強化等
- 企業価値向上へのワンストップソリューションを提供する体制の強化
通訳・翻訳事業
基本方針
- 通訳・翻訳業界における品質、シェアの国内ナンバーワン企業としての地位を確固たるものとする
- 国内企業、海外企業、官公庁、他非営利団体など様々な事業体のグローバル化推進に貢献する
事業ポートフォリオマネジメント
各事業を「新規・将来」「重点」「収益基盤」「ノンコア」に資源適正配分
- 収益基盤: ディスクロージャー関連事業
- 新規・将来: 通訳・翻訳事業
キャッシュフローマネジメント
「ROE」と「ROIC」は「バフェット・コード」を参考にしています
「CCC」は「ザイマニ」で確認しています
ROE
ROE = 当期純利益 / 自己資本(期中平均) × 100
バフェット・コードを確認してみると
ROEは「9.7%」
ROIC(投下資本利益率)
ROIC = (営業利益 ×(1 – 実効税率))/(株主資本 + 有利子負債(負債合計))
税率については「国税庁の法人税の税率」を参照
バフェット・コードを確認してみると
ROICは「7.8%」
CCC
CCC = 「売上債権回転日数 + 棚卸資産回転日数 – 仕入債務回転日数」
ザイマニを確認してみると
CCCは「57.2日」
「成長性 vs 収益性」2次元グラフ
数値はザイマニの財務分析より
株主還元
配当方針
安定配当(配当性向40~50%目安)
配当金
54.0円
配当利回り
2.86%